韓国のメーカーが、来年第1四半期(1〜3月)に体感景気が冷え込むと展望しているうえ、デパートの売り上げも今月に入って急減していることから、景気の落ち込みに対する不安感が広がっている。
中央銀行の韓国銀行が20日、発表したところによると、来年第1四半期中のメーカーの業況展望実査指数(BSI)は91で、今年第4四半期(10〜12月)の111に比べ急落しただけでなく、3四半期連続して下落した。
BSIが100以上の場合は、景気を楽観する企業が悲観する企業より多いという意味だ。
韓国銀行は消費鈍化に対する憂慮、売り上げと生産増加の鈍化、採算性悪化などが企業の体感景気のい縮をもたらしたと説明した。
業種別には石油精製と事務機器が今年第4四半期と似たような水準か、やや高いだけで、他の業種は全部大幅下落した。
輸出企業は104から86へ、また、内需企業は114から93へと、業況展望BSIが下落した。
内需販売増加率の展望指数(116→99)と輸出増加率の展望指数(106→101)は、両方ともに落ちた。採算性の展望指数は、4四半期続けて下落して86で、企業の収益性が悪化すると予想された。
現在のメーカーの体感景気を表す、今年第4四半期の業況BSIは、3四半期続けて下落し96となった。
このような景気沈滞に対する憂慮は、流通現場でも確認されている。
ロッテ・デパートは、今月1〜19日の売り上げが、昨年同期比20%ぐらい減少したと発表した。現代デパートと新世界(シンセゲ)デパートも、この期間の売り上げが、昨年同期に比べそれぞれ15%、11.2%減少したと明らかにした。
デパートは景気の落ち込みで消費心理が冷え込んだうえ、昨年とは違って今年は年末セールをしないためだと分析している。
新世界デパートのチャン・ヘジン課長は、「景気沈滞や年末セール廃止、大統領選挙などで、例年は1年のうちで実績が最も良い月が12月だったのに、今年はかえって12月の売り上げが大幅減少している。残った期間中にいくら頑張っても、昨年水準をはるかに下回るしかないとみられる」と話した。
林奎振 李憲鎭 mhjh22@donga.com mungchii@donga.com






