
韓国女子プロゴルフ「ドリーム・チーム」は強かった。
8日、日本の大阪阪奈CC(パー72)で終わったマルハンカップ2002韓日女子プロゴルフ対抗戦(賞金総額4500万円)。前日シングルホールマッチプレーで6勝2引き分け4敗で勝点14点を確保し、10点にとどまった日本をリードした韓国は、12人がストロークマッチプレーで行ったこの日、8勝4敗で勝点16点を加えた。
韓国はこれで2日間に14勝2引き分け8敗(勝点30点)をマーク、日本を12点差でリードして優勝した。韓国がこの大会で優勝したのは今回が初めて。ホームで開かれた第1、2回大会で連敗した韓国は、朴セリ(テーラーメード)、金美賢(キム・ミヒョン、KTF)、朴祉垠(パク・ジウン、梨花女子大学)を含む、最強のラインアップで望んだ今回の大会で、日本という不利な状況を克服し、完勝した。韓国は、優勝賞金として2800万円、日本は1400万円を受け取った。
朴セリは、前日、相手にたた一つのホールも許さなかったうえ、4ホール残し、5ホール差で勝利した。さらに、4アンダーパーを記録、2日連続で勝利し、看板スターのプライドを守った。朴セリは、韓日両国記者団が選んだ最優秀選手にも選ばれ、ソウル〜ロサンゼルス往復航空券をもらい、2勝選手に与えられる75万円の個人賞まで獲得した。
韓国はこの日、具玉姫(ク・オクヒ、46)が、岡本綾子との主将対決で敗れ、好スタートとは言えなかった。
しかし、今年国内賞金王と新人王を受賞した「スーパー・ルーキー」イ・ミナ(イ・ドンスファッション)とカン・スヨン(アストラ)、張晶(チャン・ジョン)が相次いで勝利をおさめ、雰囲気を盛り上げた。続いて韓国は、米国ツアーで活躍している金美賢と朴祉垠がそれぞれ日本の久保樹乃と久保樹乃を制し、勝点24対14でリード、勝利を期待させた。
最後は、朴セリが飾った。朴セリは、6バーディーと2ボギーで4打を減らし、1アンダーの福嶋晃子を制し、勝点2点を加え、勝利を確定させた。李ミナは、5アンダーのデイリーベストで、別途50万円を獲得した。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






