今年4月15日、慶尚南道金海市(キョンサンナムド・キムヘシ)で墜落した中国国際航空公社所属の旅客機は、機体の欠陥よりは操縦士の過失などで事故を起こした可能性が大きいことが分かった。
建設交通部の航空事故調査委員会は、25日、釜山(プサン)の朝鮮(チョソン)ビーチホテルで、中国民航総局と米国家輸送安全委員会(NTSB)、ボーイング社、中国国際航空公社、事故の遺家族らが出席したなか、関連の公聴会を開き、こうした内容の「事実調査の報告書」を発表した。
同事故調査委は、公聴会での意見と証人の供述などについての補完調査などを経て、来年6月末、最終的な報告書とともに事故の原因詳細を発表する予定だ。
事故調査委によると、事故幾CA129便の呉新禄(31)機長は、事故以前まで金海空港での離着陸の経験が4回で、「旋回着陸」は事故当時が初めてだった。
金海空港では、気象条件が良ければ、空港の南方から北方に向かって新しい滑走路に着陸する「直線着陸」を行う。しかし、条件が悪ければ北方から南方に向かって、旧滑走路に着陸する「旋回着陸」を行わなければならない。
呉機長は、旋回着陸の場合、滑走路や滑走路周辺の地上物を見ながら飛行しなければならない飛行上の手続きを守っておらず、飛行の位置もきちんと把握できずにいたことが分かった。
同機長はまた、旋回着陸を試みる過程で、副操縦士から6回にわたって「速く旋回し、遅くならないように」「高度に注意」などといった安全・危険の警報を受けており、飛行機が正常に着陸するための旋回飛行の時点も逃していたことが確認されている。
一方、事故調査委は、事故当時、金海管制塔の官制官が、低高度安全警告装置(MSAW)で4回にわたって危険警報を出したにもかかわらず、同機長がこれを認知できずにいた事実が確認されたが、事故と直接結び付けられる過失ではないとの見方を示した。
また、航空機の機体構造、エンジン、システムなどには、事故を起すだけの異常な兆候が見つかっていないと付け加えた。
黃在成 jsonhng@donga.com






