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LGツインズ、金星根監督を電撃解任

Posted November. 24, 2002 23:54,   

プロ野球のLGツインズが、今季チームを韓国シリーズまで進出させた金星根(キム・ソングン、60)監督を23日電撃的に解任した。昨年5月、イ・クァンウン監督が中途下車した後、監督代行をしてきた金監督は、まだ契約期間が1年残っていた。チームを韓国シリーズに進出させて更迭となったのは、86年のキム・ヨンドック、90年のチョンドンジン(以上三星)監督に続いて3人目。

金監督の解任で、今季プロ野球では、禹龍得(ウ・ヨンドック、ロッテ)、李広煥(イ・クァンファン、韓化)、姜秉𨩱(カン・ビョンチョル、SK)監督を含めて、8つの球団の半分にあたる4人の指令塔が球団を離れることになる。

なぜこういう決定が下されたのだろうか。今回の事件の全ぼうを調べてみた。

◆「あなたの野球は金星根野球であって、LGの野球ではない」

韓国シリーズが終わった後の11月13日、金監督と魚允泰(オ・ユンテ、55)社長の単独面談の席で、魚社長が金監督に「LGが追求する野球はこういうものではない」と話した。魚社長はLGツインス団長在職中の93年から95年まで「シンバラム野球」ブームを起こし、94年韓国シリーズ優勝を記録した主役の一人。

彼は「スターを育て、攻撃的で思い切った野球をファンに見せるべきだ」と話した。これに対し、金監督は「1万ウォン札があって1000ウォン札があれば、私も当然1万ウォン札を使いたい。しかし、1000ウォン札しかなければ、当然1000ウォン札の野球をしなければならないんじゃないか」と答えた。

今季マウンドで「蜂群れ作戦」など、守りの野球でチームを韓国シリーズにまで進出させた金監督は、「チーム戦力がそうでない状態で、どうやって攻撃的な野球をするのか」と聴き返した。

彼らの対立は今季の初めから表面化していた。 魚社長は、LGスポーツ団内のシルム(日本の相撲に当たる)とバレーボール、サッカーを担当した後、昨年12月、野球団の社長に赴任した。 2人は最初、選手の年俸問題をめぐって対立した。金監督は、「選手の動機付けのためには、それに相応しい待遇が必要だ」とし、年俸問題で善処を願ったが、「分かった」と答えた魚社長が球団の方針通りに貫いたため、主将の李炳圭(イ・ビョンギュ)、金宰鍱(キム・ジェヒョン)が年俸調整申請をし球団と対立した。

◆「現在のLGには、未来がない。」

魚社長と金監督は、コーチの人選をめぐっても対立した。LGは今年、金監督の要請で守備と投手で2人の日本人コーチを迎えた。魚社長は、「日本人のコーチは変えるべきだ」とし、金監督が新しく推薦したキェ・ヒョンチョル、イ・クァンギルコーチに対しても、拒否の意志を示した。これに金監督は「野球は心が合う人としなければならない。人事権がない状態では、監督にできることはない」と反発したという。

魚社長は24日「球団を離れる人に対してとやかく言いたくない」としながらも、「現在のLGには未来がない」と解任理由を明らかにした。彼は「一週間後に次期監督を発表する」と付け加えた。次期監督としては、LGの「シンバラム野球」をリードしたイ・クァンファン前監督が有力候補となっている。

一方、LGツインズのホームページ(www.lgtwins.com)には、金監督解任のニュースが伝えられた後から、球団と魚社長を非難するファンの意見が一日で1000件以上掲載されている。



金相洙 ssoo@donga.com