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レアル・マドリード、ロナウドら黄金の5人投じ負ける 

レアル・マドリード、ロナウドら黄金の5人投じ負ける 

Posted October. 31, 2002 23:27,   

「世界最高のプレーメーカー」ジネディー・ヌ・ジダン(30)、「パスの名手」ルイス・フィーゴ(30)、「フリーキックの達人」ロベルト・カルロス(29)、「スペインが誇る最高のゴールゲッター」ラウル・コンザレス(25)、これに「新サッカー皇帝」ロナウド(26)。

世界サッカーの最高スターに挙げられる5人が一緒に組んでプレーをすればどんな結果が出るだろうか。

31日、スペイン・マドリードで開かれた2002〜2003欧州チャンピオンズリーグ大会の第1ラウンド(32強)C組のレアル・マドリード対ASローマの対戦。

スペイン・プロサッカーの名門クラブ、レアル・マドリードのビンセンテ・デル・ボスケ監督は、イタリアの強豪ASローマを迎えて、9月にロナウドを獲得した後、初めて「黄金の5人組」を全員出場させる超強気に出た。

しかし、結果はレアル・マドリードの0—1敗北だった。試合序盤、ラウルのシューティングが2回もゴールをかすれるように外し、ロナウド、ジダン、フィーゴ、カルロスのシュートもゴールとはほど遠かった。

むしろ、前半27分ASローマのストライカー、トティーにゴールを奪われて崩れてしまった。レアル・マドリードは最近、スペインプロサッカーでも3勝3分け1敗で4位に落ちるなど不振を免れずにいる。

5人の年俸を合わせただけでも約300億ウォンに上る。「黄金の5人組」と呼ばれる彼ら世界的なスター選手を保有したレアル・マドリードが振るわない理由は何だろうか。スペインの専門家たちは、攻撃の核を担当しているロナウドの不振を主な原因に挙げている。膝の故障から抜け出て、2002ワールドカップで大活躍したロナウドがレアル・マドリードに移籍する過程で体の管理に失敗し復調できずにいるという。

レアル・マドリードは、ASローマには敗れたが、2勝2分け1敗(勝ち点8)で少なくとも組2位を確保し、16強が戦う2回戦進出を確定した。

一方、フース・ヒディンク監督が率いるPSVアイントホーヘンは、A組試合でオクセル(フランス)を3—0で下し初勝利を上げたものの、1勝2分け2敗(勝ち点5)で組3位に止まり、16強進出には失敗した。



stt77@donga.com