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プロバスケット26日開幕、5ヵ月の熱戦へ

プロバスケット26日開幕、5ヵ月の熱戦へ

Posted October. 25, 2002 23:18,   

「永遠な勝負、熱い感動」のプロバスケットが26日から5ヵ月間の大長征に入る。

10球団は、昨シーズンから導入された6ラウンド制によって、正規リーグで1チーム当り54試合ずつ(計270試合)を行った後、6強が戦うプレーオフとチャンピオン決定戦を通じて王者を分ける。

7シーズン目を迎えた2002〜2003エニーコール・プロバスケットは、数々の変動要因でファンたちの興味を誘いそうだ。

▲天国と地獄は成績順〓2000〜2001シーズンでチームを優勝に導いた三星(サムスン)サンダースの金東光(キム・ドングァン)監督は、昨シーズンはプレーオフ進出に失敗し更迭される危機に追い込まれた。曲折の末に再契約には運ばれたものの、契約期間はわずか1年。今シーズンの成績次第で名誉を回復するか、チームを離れなければならない。

今シーズンで契約が終わる監督は、金監督の他にSKナイツの崔仁善(チェ・インソン)監督、LGセイカースの金泰煥(キム・テファン)監督、東洋(トンヤン)オリオンズの金鎮(キム・ジン)監督、SKビックスの兪載學(ユ・ジェハク)監督の5人がいる。

これに対して、モビス・オートモンスの崔煕岩(チェ・ヒアム)監督とSBSスターズのチョン・ドクファ監督、コリアテンダー・プルミの李サンユン監督代行は、今シーズンでプロ監督としてデビューすることになる。

▲ベテランの闘魂〓現役選手で最高齢の許栽(ホ・ジェ、TGエクサス)は今年で37歳。今シーズンでデビューするチーム後輩、金ジュスン(23)には中央(チュンアン)大14年先輩にあたり、プロ最年少のチョン・ソンギュ(22・LG)とは15年差だ。普通だったらすでに引退している歳だ。しかし、許栽は、今シーズンも靴の紐をぐいっと引き締めた。プロバスケット元年の97シーズン、起亜(キア=現モビス)所属で頂上に立った後、優勝とは縁が遠かったが、金ジュスンが加わってから優勝できる最後のチャンスが訪れたとして闘魂を燃やしている。許栽は、昨年の新人ドラフトで金ジュスンを選んだ後「万歳」を叫んだ。

許栽に続いてカン・ドンヒ(36・LG)と金サンシク(SBS)、ピョ・ピルサン(モビス・以上34)が歳を忘れてコートを駆け巡る。

▲守備型と攻撃型〓延世(ヨンセ)大の全盛期を率いた崔ヒアム監督は、選手たちの長短所を生かしながらも、チームカラーは徹底して自身のスタイルに合わせる。モビス監督に就任しても変わらない。崔監督が要求する多様な守備フォーメーションを身につけるため、選手たちは必死だ。守備的なバスケットならSBSのチョン・ドクファ監督を抜きにしては語れない。

これに対抗して、ほかの監督たちがどう突破口を切り開くがに関心が集まる。攻撃でより威力を発揮しているシン・ソンウ監督の「トータルバースキット」が実を結ぶのかも興味深いポイントだ。

▲韓国人センターの復活〓今シーズンから2クォーターに外国人選手が1人だけプレーできるようにルールが変わり、韓国人選手のバックアップセンターの活躍が新たに注目されている。先発出場が確実なソ・ジャンフン(三星)と金ジュスンを除いては、国家代表センター出身の李ウンホ(SKビックス)とピョ・ピルサン、チョン・ギョンホ(TG)、朴サングァン(東洋)、李チャンス(モビス)などが、少なくとも10分間はゴール下をまっとうすることになり、ながらくベンチを暖めていた悲哀を吹き飛ばす機会をつかんだ。



金尙浩 hyangsan@donga.com