Go to contents

子ども向けハロウィーン商法、年々繁盛 

Posted October. 22, 2002 23:04,   

二人兄弟を持つ主婦、金某氏(32・ソウル瑞草区蠶院洞)は、3歳の娘が通っている幼稚園でハロウィーンパーティーを開くと聞いて心配になった。ハロウィーンは、幽霊や怪物などに仮装する独特な衣裳を着て行う米国の子どもたちの祭り。したがって、適当な衣装をどこから得ればいいのか頭を悩ませていた。

しかし、これはき憂に過ぎなかった。米国系の大型割引店に行くと、ハロウィーン向けの衣裳が山積みされていた。

10月31日に行われるハロウィーンが「バレンタインデー」につぐ代表的な「外来の祭り」に位置付けられつつある。大半の英語幼稚園は、ハロウィーンパーティーを準備するのに気ぜわしい。ソウルの多くのホテルとレストランも、各種の幽霊衣装とカボチャなどで内部を飾り「ハロウィーン販促」に没頭している。

インターネット上のハロウィーン関連ショッピングモールをオープンした李ソンソク氏(46)は「96年から売り上げが毎年2倍以上増加している」と話した。ホテルとレストラン関係者だけでなく、一般の人々からも海賊、悪魔の衣装をはじめとする「夜光の骨」「お尻」など小品の注文が殺到しているということ。

ソウル江南(カンナム)のP幼稚園関係者は「保護者に子どもの衣装を準備してくれるよう頼んだ。ハロウィーンの当日、周辺の商店街にあめを置くように頼んであり、子どもが来れば渡すよう要請した」と話した。

こうした現象について「文化的な事大主義」だとの指摘も出ている。淑明(スクミョン)女子大の遠隔幼児教育情報大学院の沈叔英(シム・スクヨン)教授は「冬至にあずきのおかゆを食べるのも知らない子どもらにハロウィーンから教えるのは困る。固有の文化より外国文化の紹介に熱心な風土は望ましくない」との考えを示した。

◆ハロウィーン〓死神をほめ称える古代ケルト人の意識に根を置くもので、米国の子どもたちの祭り。毎年10月31日、仮装パーティーを開き、夜になれば各種の衣装を着た子どもらが隣りの家を訪問し「菓子をくれないとイタズラをする」と脅かし、チョコレートとあめをもらっていく。



金善宇 sublime@donga.com