最近、韓国のシルム界は群雄割拠の時代だ。
プロ・シルムの草創期を支配した李マンギをはじめ、李ジュンヒ、李ボンゴル、カン・ホドンなどは一時代を風びしたシルム界の英雄たち。しかし、最近になってシルム界には絶対強者も絶対弱者もない群雄が交互に王座を獲得する嵐の時代を迎えている。
16日から4日間、安東(アンドン)で開かれる2002セラゼム杯安東将士シルム大会。今シーズン最後の地域将士を決定する今大会では、各派の英雄たちが全員出場し、シルムの王座をかけて技を争う。
今年のシルム界は李テヒョン(26、現代重工業)、ファン・ギュヨン(27、シンチャン建設)、金ヨンヒョン(26、LG投資証券)、シン・ボンミン(28、現代重工業)の4人が交互に王座を手にしてきた。李テヒョンは龍仁(ヨンイン)将士、ファン・ギュヨン益山(イクサン)将士、シン・ボンミンは原州(ウォンジュ)将士のタイトルを獲得し、金ヨンヒョンは康津(カンジン)将士と瑞山(ソサン)将士を相次いで制覇した。
今回の安東将士大会もこの4人の戦いとなるものとみられる。「ゴリアト」というニックネームを持つ金ヨンヒョンは、「今度こそ必ず…」と決意を改めている。2m17cm、156kgの巨体で主に「ミロチギ(押して倒す技)」を使ってきた金ヨンヒョンは最近、「ドゥルベジギ(持ち上げてひねり倒す技)」を含むいくつかの必殺技を身につけ、9月の原州将士大会の際、16強であっけなく負けてしまった恥辱をすすぐことにしている。
力や技をバランスよく持ち合わせた「土俵の王」李テヒョン、「技の達人」ファン・ギュヨン、「力の男」シン・ボンミンもアジア競技大会期間中に黙々と技を鍛えてきた。この4人にチャレンジする惑星としては、ペク・スンイル(26、LG投資証券)と、今年着実に上位にランクされているヨム・ウォンジュン(26、LG投資証券)が挙げられる。
これに対して、漢拏将士級では瑞山将士大会や原州将士大会で優勝した金ヨンデ(26、現代重工業)が上昇基調を維持できるかが焦点となっている。「変則技の達人」モ・ジェウク(27・LG投資証券)、金ソンチャン(31、シンチャン建設)などが金ヨンデの独走を食い止めようとしている。
安東将士大会は16日、団体戦をはじめ、17日白頭(ペクトゥ)将士、18日漢拏(ハルラ)将士、19日安東将士決定戦が行われる。
◆シルム:二人の力士が土俵の上で力と技を使って相手を倒す韓国固有の競技。大会は年に6回の正規地域将士大会と1回の天下将士大会が行われるが、正規地域将士大会は団体戦、体級別将士戦(漢拏/白頭)と地域将士戦からなり、天下将士大会は最強団決定戦と天下将士決定戦からなる。
stt77@donga.com






