与党民主党の新党推進作業が、無所属の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員を始めとする第3候補群の参加拒否で成果を得ることができず、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補中心の「新党発足」へと流れが変わりつつあるムードだ。
民主党の新党論議は、10日か12日に予定されている鄭議員の大統領選挙への出馬宣言が分水嶺になるものとみられる。鄭議員の大統領選出馬の公式宣言で、大統領選の構図が、李会昌(イ・フェチャン)—盧武鉉—鄭夢準の3者対決構図となり、鄭議員との連帯を軸にした統合新党の論議もひとまず中断するしかないためだ。
このような状況の変化を反映して、民主党内多数派の中道勢力内では、最近「新党発足後の候補単一化」を主張する声が高まっている。中道派のある議員は「第3候補群が各自の道を歩むという立場が明らかなだけに、9月末前の新党発足は流れてしまった。すべての候補群が各自躍進した後、10月末や11月初め頃に本格的な合従連衡の動きが現われるだろう」という見通しを語ったた。
従って10日頃に新党推進作業を中間決算する予定の民主党も、今のところは外部の人材を迎え入れたり、党名を改定するなど「新装開業式新党発足」という結果になるというのが支配的な観測だ。
このような状況で「親盧」陣営と「反盧」陣営の衝突の兆しも現われ出している。
鄭東采(チョン・ドンチェ)盧候補秘書室長は3日「民主党だけが不透明な状況のまま秋夕(チュソク、旧盆)を迎える場合、わが党は大統領選挙をあきらめるも同然だ」と述べ、秋夕前に選挙対策委員会を発足させ、本格的に大統領選体制を整えることを強く主張した。
一方、反盧陣営の宋錫贊(ソン・ソクチャン)議員らは、盧候補の辞退を再び取り上げ、署名作業を行なうと公言している。彼らは金令培(キム・ヨンベ)新党推進委員長の口添えで署名作業への突入はひとまず棚上げにしたものの、李仁済(イ・インジェ)議員が、モンゴルとロシア訪問を終えて11日頃帰国した後、どのような決定を下すかによって状況が急速に展開する可能性もある。
しかし民主党内では、鄭議員と非主流陣営の結合の可能性が薄いという点で、反盧陣営が署名運動に出たとしても破壊力はないという見方も少なくない。
ある議員は「鄭議員が手を握ろうとするのは、わが党の非主流陣営ではなく、鄭大哲(チョン・デチョル)最高委員や金槿泰(キム・グンテ)、鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員のような40、50代の改革的人物だ」と語る。しかし鄭議員陣営は、最近彼らと接触を試みたが何の成果も得られなかったという。
金正勳 jnghn@donga.com






