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サイバー女優シモンは実在の人物だった

Posted August. 26, 2002 22:35,   

2年間ベールに包まれていた映画「シモン」の女優シモンの正体が明るみになった。

米国でこのほど封切られた映画「シモン」の主人公シモンは、コンピューターで創り出したサイバー女優とのおく測が飛び交っていたが、実はカナダ出身のファッション雑誌モデルのレイチェル・ロバーツであることが分かった。

アンドリュー・ニコル監督は、映画の封切りに合わせて「シモンの98%がレイチェル・ロバーツ」だとしながら「シモンの声は、他の女優たちの声を合成して創った」と話した。

「シモン」(国内封切り11月)は、劇中の映画監督ビクター(アル・パチーノ)がコンピューターで創り出した女優のシモンを、実在の人物であるかのように、マスコミと大衆をごまかしながら展開するハプニングを描いたコメディー。

撮影当時から、シモンが映画のようにコンピューターで創り出したサイバー女優であるという噂とともに、米国の映画界は「実在の人間と同じデジタル俳優を創り出した」として、興奮に沸いていた。

制作会社のニューラインシネマは、マーケティング政策としてシモンの実在の有無についてノーコメントで通しながら、シモン役の役者の名を「シモン自身」と紹介してきた。そればかりか、映画のクレジットにも「レイチェル・ロバーツ」という名前を載せていない。

レイチェル・ロバーツは、この映画がデビュー作の新人。ロバーツは「家族と友人にも秘密を守る」と誓約してキャスティングされた。ロバーツは、撮影現場でもかつらを着けて変装した状態で現れ「アンナ・グリーン」という仮名を使っていたため、スタッフも彼女がシモンであることに気づかなかったという。

ロバーツは「やっと私がシモンだと言えることができてすっきりした。映画のクレジットには私の名前が挙がっていないけれど、制作会社からビデオとDVDには名前を載せてくれると言われた」と話した。



康秀珍 sjkang@donga.com