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[社説]「金大業テープ」は早急に公開しろ

[社説]「金大業テープ」は早急に公開しろ

Posted August. 06, 2002 22:38,   

野党ハンナラ党は昨日、「兵風」と呼ばれる兵役不正免除疑惑を暴露した金大業(キム・デオプ)氏の背後に、与党民主党の千容宅(チョン・ヨンテク)議員がいると主張した。千議員が6月に作成した「兵役疑惑レポート」がその根拠であるという。レポートの核心内容は「ハンナラ党が兵役疑惑を報道したマスコミを告発するよう攻勢をかけ、検察捜査を誘導するほか、金大業氏らの良心宣言の記者会見を準備する」ことだ。

民主党と千議員は、金氏の暴露は独自行動だと主張しているが、レポートの内容やこれまでの経緯、千議員が金氏を自分の特別補佐官に任命しようとした点を考え合わせると、少なくとも「企画」を匂わしていることすら否定したりはしないだろう。

「企画」の用途は、言うまでもなく「大統領選挙用」である。「兵風」で、再び李会昌(イ・フェチャン)候補に決定的な打撃を与えようとしたものであり、それだけにハンナラ党の対応も必死である。深刻な問題は、両党による極端な攻防が長引くほど、より重要な国政懸案が後回しにされるほかなく、その被害は結局、国民に跳ね返ってくるということだ。

解決策は、疑惑の真相を明らかにすることである。そのためにも「金大業テープ」は一日も早く公開されなければならない。検察がテープの提出を要求しただけに、金氏は即時に応じなければならない。「検察の捜査意志が確認されれば」などと前置きして時間を引けば引くほど、「工作」疑惑が大きくなるだけだということを自覚すべきである。

再度求める。民主党とハンナラ党は、少なくとも検察捜査が終了するまでは「兵風攻防」を自制すべきだ。とりわけ、先に民主党から確認もされない事実を疑惑に膨らませることは慎まなければならない。もし攻防そのものが得になると考えれば、「好材料」が「悪材料」に急変し得るということを認識すべきだろう。多くの国民は、すでに「兵風攻防」にうんざりしている。

今や、真実を明らかにするのは検察の役目である。迅速かつ厳正な捜査で「兵風攻防」のけりをつけなければならない。