米国が最近、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対し融和ジェスチャーを見せており、今後の米朝対話再開の可能性と絡んで注目を集めている。
ラムズフェルド米国防長官は先月30日、米国はイラクとは違って北朝鮮とイランに対しては政権交代を追求していないことを明らかにした。
ラムズフェルド長官は、同日の国防総省ブリーフィングで、大量破壊兵器に関心を持っていて時にはテロを支援しているイラン、北朝鮮、シリアなどに対しても政権の入れ替えを追求しているのかという質問で、「米国の政策は、イラクでは政権の交代を追求しているが、他の国についてはそうでない」と述べた。
対北朝鮮政策で強硬派と言われているラムズフェルド長官が、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)政権の交代を追求していないと公式に明言したのは初めて。
ラムズフェルド長官は、まら「イランの場合、私が生きているうちにイラン国民が政権に向かって、一定の行動を取るのを見れるかも知れないという予感がするが、他の国ではそうしたことが可能だとは考えていない」と述べ、北朝鮮などで反体制運動が起きる可能性に否定的に見方を示した。
また長官は、「北朝鮮で飢えている人々と越境者、強制収用所に入れられている人たちを考えると、北朝鮮住民の境遇に同情せざるを得ない」とし、「これは惨いことだ」とも述べた。
一方、ワシントン・タイムズ紙は、同日、ホワイトハウスのマコーマック国家安全保障会議(NSC)報道官が前日、「ブッシュ大統領が以前にも述べた通り、我々は北朝鮮の方にも準備があれば、彼らと真剣に包括的な対話を行う用意ができている」と述べたと報じた。
同報道官は、ホワイトハウス担当記者たちに、米朝対話再開問題に関してこのように述べた上で、「われわれは、北朝鮮と関連して、次のステップの選択肢について検討している」と述べたと、ワシントン・タイムズ紙は伝えた。
韓起興 eligius@donga.com






