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乗用車の特別消費税引き下げ、8月末まで延長

乗用車の特別消費税引き下げ、8月末まで延長

Posted May. 29, 2002 22:29,   

新車を注文したものの、自動車メーカーの生産能力が追いつかずに車を受け取れなかった消費者も、特別消費税引き下げ措置による恩恵を受けられるようになった。

財政経済部は(財経部)29日、下半期の景気が不透明な点などを考慮し、乗用車に対する特消税弾力税率の適用時限を、当初の6月末から2ヵ月延長して、8月末をメドに適用することにしたことを明らかにした。

財経部の崔庚洙(チェ・ギョンス)税制室長は「内外の経済環境の不確実性と、米国、欧州連合(EU)などからの弾力税率適用の延長要請などを踏まえたもので、18万台もの乗用車出庫待機者問題を解消させるため、このように決定した。特に経済状況の変化がない限り、8月以降、特消税の追加的な引き下げ措置はないだろう」と語った。

今回の措置で、排気量2000cc以上の乗用車は10%、1500〜2000ccの乗用車は7.5%、1500cc以下は5%など、引き下げられた特別消費税率が、8月末まで出庫される乗用車に延長適用される。これを受けて、現代自動車の「アバンテ1.5」は取得税、登録税、債券などを含み24万2000ウォン、「EFソナタ2.0」は57万2000ウォン、「ベンツ5.0」は957万ウォン安い価格で購入できる。

現代自動車の関係者は「特消税の適用期間が延長されたものの、注文が支えている現代自動車のグレンジャーXG、エクース、サンタフェのほか、起亜(キア)自動車のソレントは、今購入を申し込んでも9月以降にならないと受け取れないだろう。車を購入する際に、8月末までに受け取らなければならないという点を考慮すべきだ」と語った。



李炳奇 朴重鍱 eye@donga.com sanjuck@donga.com