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肥満から脱出して健康体重に

Posted May. 20, 2002 09:26,   

「肥満から脱出して健康体重を取り戻しましょう。」

大韓臨床健康増進学会(会長、ホ・ボンニョルソウル大医学部教授)と東亜日報社が主催した「肥満脱出、健康体重維持」イベントの開会行事が13日午後7時、ソウル大病院健康検診センターで開かれた。

この席には、ホ教授と弟子のパク・ミンソン医師、蔚山(ウルサン)大パク・ヘスン教授、成均館(ソンギュングァン)大医学部パク・ヨンウ教授ら学会会員と健康体重の取り戻しに挑戦する10人の男女が参加した。

挑戦者らは、13日から12週間、ソウル大病院、ソウルアサン病院、聖母(ソンモ)病院、江北(カンブク)三星(サムスン)病院、一山(イルサン)ペク病院の5病院の肥満クリニックで2人づつ医師の処方にそって減量に挑戦する。

一般的に、健康体重は18歳以降最も体の状態がよかった時の体重を指す。この時の体重を基準に5〜10kg前後の差があっても、体がそう快に感じるならば健康体重と呼べる。

次は、減量に挑戦する参加者らの話。専門家らは、減量も禁煙と同様に自分でよいきっかけを作ることが重要だと指摘する。

「結婚前は43〜45kgしか体重がなかったのに、子どもを産み安心していたら78kgにまで太ってしまい、夫の私を見る目が変わった。恥ずかしいからといって一緒に歩きたがらないのはまだ耐えられるが、おいしい食べ物に手を伸ばそうとしたら恐い目をする。粘り強さが足りないから、減量はできないと思ったこともあった。しかし減量するために高い薬を服用する時は、正直言って朝晩苦労して働いている夫にとても悪い気もする。」

「ある日テレビを見ていたら、息子が父親に『お父さんは太っているから学校に来ないで』と責めるシーンがあった。4歳の息子に『お父さんは学校に行ってもいいよね』と聞くと、その子はぶっきらぼうにこう言った。『ノー。』息子は私の姿を見るといつも『父親熊は太っちょだ』という動揺を歌う。」

「今年肥満のせいで足首の間接が傷んで手術をした私に、息子が手を握って言った。『お母さん、大変でも必ず運動しようね』と。息子は肥満クリニックに通うようにとアルバイトをして毎月30万ウォンをくれる。息子のためにも必ず体重を減らして健康を取り戻したい。」

「小学校4年生の時、今の背丈の162cmでストップした。その後は、空が高いということを知らずに、地が広いことしか知らないかのように肉ばかりがついていった。いろいろなダイエット法に飛びついてきたが、意志が弱く三日坊主だった。簡単な方法を求めて、ダイエット施設で50万ウォン払って数日で8kg落としたが、その結果タンカに乗せられて施設を出た。その後すぐまた太った。ダイエットも正道を行うのがベストだということを知っているが、実践はできなかった。これからは正道を実践したい。」

その他、男性の場合、体重が日一日と増えているにもかかわらず、すぐ減らせるとダイエットを後回しにしているうちに、健康に赤信号が点され、本格的に健康体重を取り戻す努力を始めたケースが目立った。

彼らはこの日、自分が目標としている健康体重を紙に書いて提出した。

このうち、最も健康体重に近づいて学会から賞を授与される人は誰だろうか。



李成柱 stein33@donga.com