ハイニックス半導体が今年1〜3月に1090億ウォンの営業利益をあげたものと暫定集計された。去年の第一四半期以来、ハイニックスが製品を作って利益をあげるのは今回が初めてのことだ。ハイニックスは15日、今年第一四半期の売り上げが去年の第四四半期より63%も多い8230億ウォン(国内本社)、営業利益は1090億ウォンだと発表した。
これは、同期間にDラムの市況がよくなったことによるものだ。128メガDラムの国際取り引き価格は去年末1.84ドルだったが、今年に入っては4.30ドルに急上昇した。
しかし、営業利益のほとんどが金融費用に当てられ、当期純利益は30億ウォンにとどまった。
連結財務諸表上では、売り上げが前期比34%多い8690億ウォンであり、営業利益は1450億ウォン、当期純利益は350ウォンとなった。ハイニックスは、今年第二四半期中に半導体景気が短期的に調整されるが、中長的には市場の回復基調が維持され、下半期には収益性が改善されるものと予想した。ハイニックスは「128メガDラムの平均販売単価が最低3.2ドルを維持する場合、今年、売り上げ5兆ウォンを達成し、独自生存が可能となる」と主張している。現在、ハイニックスの平均取引単価は4.5〜4.7ドルの水準だという。
河壬淑 artemes@donga.com






