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京畿道が龍仁に白南準美術館建設へ

Posted April. 09, 2002 09:22,   

「ビデオ・アート」の創始者であり「ビデオ・アートのミケランジェロ」であるビデオ・アーティスト、白南準(ペク・ナムジュン、70)の作品世界と芸術魂に触れられる「白南準美術館」が世界で初めて京畿道龍仁市(キョンギド・ヨンイン)に建てられる。

京畿道と京畿文化財団は、京畿道龍仁市キフン邑サンガル里所在の京畿道博物館の隣の3万4000坪余りの敷地に、2004年の完成を目標に白南準美術館を設立することを決めた。

林昌烈(イム・チャンニョル)京畿道知事は8日「最近米国マイアミで白さんと美術館設立と作品買い入れなどに関する契約を結び、設計を終え次第11月頃工事に着手する予定」と発表した。美術館の名称は暫定的に「京畿道白南準美術館(Nam June Paik Museum at Kyonggido)」と決められた。

同美術館では白さんの作品を展示することになるが、単なる展示空間の次元を超えた空間を目指す。

白さんの作業室を再現し、白さんの芸術創作の過程を見せると同時に、白さんが20世紀の芸術史に与えた影響と文化史的意味などに関して研究することで、「展示場」を超える「美術館」の役割を果たす。

京畿道は、これに向けて、まず白さんのレーザー作品3点、ビデオ作品13点、ドローイング31点、絵画11点など58点を買い入れた。購入価格は計520万ドル(約67億ウォン)。レーザー作品にはプリズムによって分散したレーザー光線がモーターと鏡によって再び連続して反射する原理を利用した「三元素」などがあり、ビデオ作品には「テレビ魚」、「テレビ時計」「パーティシペイション」などが含まれている。

作品と同様に目を引くのは、白さんのニューヨーク・ブルームのスタジオの一部をそのまま再現する点だ。白さんが作業するのに実際に使った各種の道具、材料や個人の持ち物を展示する。京畿文化財団の関係者は「この空間が美術館の中で最も生動感あふれる独特の空間になるだろう」と期待を示した。白さんの創意性と芸術に対する情熱、作業の過程をリアルに示すことで感動の空間になるという話だ。

京畿道が白南準美術館の設立を本格的に推進し始めたのは昨年11月。ソウルで生まれた白さんは、京畿道・議政府(ウィジョンブ)市が先代の故郷であり、先祖の墓もある上に、自身の白家が水原(スウォン)に起源を持つ縁から、快く同意したとされる。

京畿道と京畿文化財団は、近く美術館設計アイディア公募を行う予定。アイディア公募当選者を複数選定した上で、白さんとこれら当選者がともに意見を交換しながら共同で設計を進めることになる。

まだ規模や形態は決定していないが、とりあえず2000坪余りの規模になると京畿文化財団関係者は見込んでいる。同関係者は「工事総費用は進める過程で変わりうるので、今明らかにできる段階ではない」と話した。設計は6カ月以内に完了し、11月頃工事に入る。

京畿道は白美術館設立を機に、近郊の京畿道博物館、龍仁民俗村、道立国楽堂(設立予定)をまとめた文化ベルトが形成されると期待している。

また「テレビガーデン」「テレビ省庁」など白さんの作品を追加購入し、白南準関連の国際シンポジウム開催、白さんのドキュメンタリー制作、特別企画展開催などを通して美術文化の国際的中心地にしたい考えだ。



李光杓 kplee@donga.com