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現代自とエヌビディア、ロボタクシー共同開発へ 次世代自動運転も協力強化

現代自とエヌビディア、ロボタクシー共同開発へ 次世代自動運転も協力強化

Posted March. 18, 2026 09:06,   

Updated March. 18, 2026 09:06


昨年10月、ソウルで鄭義宣(チョン・ウィソン)現代(ヒョンデ)自動車グループ会長、李在鎔(イ・ジェヨン)三星(サムスン)電子会長、そしてエヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が会談して以降、現代自動車グループとエヌビディアの「自動運転技術をめぐる協力関係」が一段と強化されている。

現代自動車と起亜(キア)は16日(現地時間)、米カリフォルニア州サンノゼで開かれたエヌビディアの開発者会議(GTC)で、ソフトウエア中心車両(SDV)など未来モビリティ分野における戦略的協業を拡大すると発表した。フアン氏もGTC2026で現代自動車をBYD(比亜迪)、日産、吉利汽車とともに「ロボタクシー・パートナー」と言及した。

両社はそれぞれの強みを融合し、次世代の自動運転システムを共同開発する方針だ。現代自動車と起亜はSDV技術を前面に、品質と安全性に重点を置いたSDV車両を開発し、これにエヌビディアのレベル2(人が責任主体として乗車する自動運転)以上の自動運転技術を適用する計画だ。

長期的には、レベル4(無人で遠隔管理される自動運転)のロボタクシーに関する協力体制も構築することで合意した。現代自動車グループの米国自動運転合弁会社「モーショナル」を中心に技術高度化に向けた協議を本格化し、技術およびサービスの競争力も高める。モーショナルは今月13日から米ラスベガスで配車プラットフォームのウーバーとともに、「アイオニック5」を基盤としたロボタクシーの試験サービスを開始し、年末には正式な商用サービスに乗り出す計画だ。

現代自動車グループはまた、エヌビディアの「ドライブ・ハイペリオン」も導入する。ドライブ・ハイペリオンとは、高性能中央処理装置(CPU)や画像処理装置(GPU)、センサー、カメラなど自動運転用ハードウエアを統合した標準システムで、同グループは「ハイペリオンの導入を契機に、各種データの収集や人工知能(AI)の学習・性能向上、実車への適用、データ品質の高度化へとつながる好循環の仕組みが構築されることが期待される」との見方を示した。

こうした協力は、エヌビディア副社長出身のパク・ミンウ・フォーティトゥードット代表兼現代自動車・起亜AVP(未来プラットフォーム)本部長(社長)の就任でさらに弾みがついている。パク氏は、今月初めのタウンホールミーティングで「自動運転データと技術をエヌビディアの方式に統合し、テスラを追い越す」と話している。

金興洙(キム・フンス)現代自動車グループ・グローバル戦略組織担当副社長はGTCで「エヌビディアとのパートナーシップ拡大とグループ全体の協力体制を基に、安全で信頼性の高い差別化された自動運転技術の競争力を確保する」と語った。


李沅柱 takeoff@donga.com