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民主党予備選挙に「陰謀論」の乱気流

Posted March. 25, 2002 09:57,   

与党民主党の李仁済(イ・インジェ)候補が23日、天安市(チョナンシ)で開かれた忠南(チュンナム)道の党内予備選挙で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補の「突風」に陰謀が介在しているとして「陰謀論」を公式に取り上げたことで、民主党の大統領選候補の予備選挙が乱気流に見舞われている。なかでも李候補の陣営からは候補辞退という「重大決心説」まで流れており、予備選挙そのものが破局を迎えるのではないかと懸念されている。

李候補は、23日の党内予備選挙の合同遊説で、「柳鍾根(ユ・ジョングン)全羅北道(チョンラプクト)知事が候補辞退の際に『大統領府の実勢が圧力を加えた』と言ったが、大統領の名をかさに着て誰かが予備選挙に関与していたとすれば、重大な問題だ」と主張した。

さらに「党がこれについての真相を調査して大統領に伝え、そのような者を大統領の側近から追い出すように強く求める。予備選挙の公正性を害するいかなる要因にも断固として立ち向かう」と述べた。

李候補はまた、予備選挙直後の記者団との一問一答で、重大決心説について「大統領の側近が、予備選挙の過程をコントロールすることはありえない。状況を見守る」と述べた。しかし「誰かが政界再編を指示したという証拠が出てこない限り、現在の状況が変わることはない」と語った。

李候補は、24日に江原道春川市(カンウォンド、チュンチョンシ)で開かれた江原道の予備選挙では、陰謀論について一切言及しなかった。

このような李候補の陰謀論提起をうけ、盧候補は24日に春川で開かれた江原道の遊説で「陰謀論は光州(クヮンジュ)市民を冒とくし、政治革命を望む国民を冒とくするものだ」と述べ「ハンナラ党からもち出されても問題なのに、なぜ我が党候補が自殺点を入れようとするのか」と非難した。

盧候補はさらに「政界再編論は、昨年10月から話し合われたものだ」と述べ、李候補の自制を促した。

李候補側が陰謀論の背後に挙げている朴智元(パク・チウォン)大統領政策特別補佐官も23日、「私は金大中(キム・デジュン)大統領が政治不介入を宣言してから、大統領と経済そして大韓民国の成功のために、政治に一切介入していない」と一蹴した。林東源(イム・ドンウォン)外交安保統一特別補佐官も「私は政治不関与の原則を守ってきた」と述べた。

一方、野党ハンナラ党の南景弼(ナム・ギョンピル)スポークスマンは、「盧候補が主張する政界再編が、与党の『見えない手』によって推進されているという民主党一角からの主張は、政界の地殻をわい曲することが可能であるという点で、非常に深刻な内容だ」とし「大統領府と盧候補は、真実を明らかにしなければならない」と主張した。



尹永燦 yyc11@donga.com