ドイツのシュレーダー首相は15日、国連次元の決議があった場合だけ、イラク攻撃に参加すると宣言し、事実上不参加の意思を明らかにしており、EU執行委員長は、イラク攻撃の可能性に対し懸念を示したと、外信が16日報道した。英国の軍部も「イラク攻撃は失敗するだろう」と警告した。
なかでもサウジアラビアは、中東諸国を歴訪しているチェイニー米副大統領に対して、イラク攻撃に反対する旨をはっきり伝えたと、ニューヨークタイムズがこの日伝えた。
▲ドイツ、攻撃への不参加を宣言〓シュレーダー首相は「国連の要求があった時に限って、米国の軍事行動に参加する」と話した。
シラク・フランス大統領は16日の記者会見で「イラクの指導者は、国連の査察要求を受け入れ、攻撃の脅威を避けるべきだ」と述べた。
米国の「右腕」を自ら主張するブレア・イギリス首相の国内での立場も弱くなりつつある。イギリスのデイビッド内相は「イラク攻撃の際、国内外で深刻な騒乱が起きかねない」と警告しており、軍指導者も「対イラクへの軍事行動は失敗するだろう」と話したと、イギリスのマスコミが伝えた。ロシアのイワノフ外相も、マスコミとのインタビューで「イラクに対するいかなる武力使用も反対する」と釘をさした。
▲サウジアラビアの反対〓中東のアラブ諸国を相手にチェイニー米副大統領が行ってきた説得工作は、同日まで「完敗」に近い。
サウジアラビアのファアド国王は16日、「アラブ国あるいはイスラム国への攻撃にサウジアラビアの領土使用を許容しない」と述べた。アブドル・アジズ皇太子もABC放送との会見で、「イラク攻撃は、米国と中東、世界の利益と合わない」と語った。アラブ首長国連邦も声明を出し、「チェイニー副大統領にイラクへのいかなる軍事攻撃においても反対し、米国の忍耐を勧告した」と発表した。
他の指導者も「バグダッド攻撃は災いをもたらすだろう」(アブドラヨルダン国王)、「イラク攻撃に同意しない」(サーレハイエメン大統領)とし、反対の意思を明らかにした。
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