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オマル師の身柄引渡しで「条件付き合意説」

オマル師の身柄引渡しで「条件付き合意説」

Posted January. 05, 2002 13:49,   

アフガニスタン・タリバーンの残党と現地部族が、南部バグランに潜伏中のタリバーンの最高指導者、ムハマッド・オマル師の身柄引渡しに条件付きで合意したと報じられた中、すでにオマル師が逮捕されたという説まで飛交っている。

アフガン暫定政権のアミン・ファルハング復興相は3日、ドイツARD TVとのインタービューで「オマル師が逮捕されたという話を聞いた」と述べ「 それ以上のことは知らない」と語った。

米国は3日、B1爆撃機などで、6日ぶりにトラボラ南部の建物を爆撃した。米NBC放送は4日「米国の空爆はオサマ・ビンラディンがこの地域に隠れているかもしれないという情報によるもの」と報じ「空爆1日前に無人偵察機がこの地域でビンラディンの警護と類似した護送行列を発見した」と伝えた。

▲オマル師身柄引渡し合意?〓グル・アグファカンダハル州知事はタリバーン指揮官アプドラ・アハッドが部族の元老会議で「空爆を中止すればオマル師の身柄を引き渡して、1500名の兵力も投降すると約束した」語っている。

身柄引渡し交渉は昨年12月31日に始まり、セル・モハマッド・ヘルマン州知事を団長とする、アフガン暫定政権交渉チームが、タリバーン側の最終条件を検討中と報じられている。これに先立ち、交渉チームはバグラン・タリバーン残党に5日までに投降しない場合は攻撃すると最終通知している。

▲懐疑的な米国〓米国防総省のスポークスマン、ジョン・スタッフルビーン海軍少将は「オマル師逮捕のための交渉が進行中と信じるのは行過ぎた飛躍」と懐疑的な反応を見せた。

オマル師は、カンダハルでの投降交渉で時間を稼いだ後、包囲網を逃れた前歴があり、今度の交渉も時間稼ぎではという観測によるもののようだ。アルカイダは「敗北が明らかになれば、多くの組織メンバーを安全な場所に避難させなければならない」と教えている。

一方、アフガン戦争終結を目前にしてオマル師が突然スポットを受けているのは、米国がビンラディン氏の行方をつかめないため、その代案としてオマル師を選んだという見方もある。



lailai@donga.com