Go to contents

中国がWTO加盟後、外資急増 中国元の切上げ圧力高まる

中国がWTO加盟後、外資急増 中国元の切上げ圧力高まる

Posted November. 09, 2001 10:00,   

国際金融センターが先月、中国元の切り上げ可能性について取り上げ、対応戦略をまとめるよう求めているなか、世界銀行も中国の世界貿易機関(WTO)への加盟後、外資流入が急増し、中国元高の圧力が高まるとの見通しを発表した。

香港の日刊紙は8日、世界銀行の報告書を引用し「中国がWTO加盟後、外資が大量に流入していることから、貿易の増大などで元高の圧力が高まるものとみられる」と報じた。

また、中国はWTO加盟後、5年が経てば貿易高が世界貿易総領の6.2%を占め、現在の4.5%を上回り、国内総生産(GDP)成長効果も0.5〜2.0%にのぼるなど、その時点ではすでに通貨の切り上げ圧力を受けないだろうとの見通しを示した。

これに先立ち、国際金融センターは先月、中国元が97年1月の時点で1ドル平均8.29元から16日に8.27元をつけるなど、元高の動きが続いており、主要10カ都市の闇市場で1ドル当たり8.15〜8.25元で両替され、公示為替レートより高く取引されていると指摘した。

モーガン・スタンレー、INGベアリング、ピルデンシャル、ABNアムロなど、主要投資銀行も中国がWTOに加盟すれば、中国に対する直接投資およびポートフォリオ投資が増加し、中国元の切上げ圧力として作用するものとみられている。