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李強迵、戻ってきた故郷のチームで初勝利

Posted September. 21, 2001 09:36,   

起亜(キア)の「潜水艦投手」李強迵(イ・ガンチョル、35)がプロ野球で前例のない10年連続二桁勝利という栄誉に輝いた。起亜の前身であるヘッテで活躍していた時、チームを5回も優勝に導き、96年には韓国シリーズ最優秀選手(MVP)のタイトルまで手にした。

しかし、30代に入り、徐々に下り坂に向かい始めた。98年の15勝を最後に、99年には右膝の手術でたった1試合も出場できず、同年11月三星(サムスン)に移籍した。馴染まない異郷で再起を夢見たが、後輩に押されて去年は14試合登板に止まり、1勝4敗と振るわず、今シーズン初めにも相変わらずベンチを暖める時間が多かった。

ところが、彼に最後の機会がやってきた。今年7月末、ヘッテの流れを組んだ起亜に復帰した。懐かしい故郷に戻ってきた季は、初心に立ち返って一からやり直すことを決心し、久々の笑顔を浮かべた。

19日の大田(デジョン)での対韓化(ハンハ)戦で、3と3分の1イニングの間、三振五つを奪い2安打、1失点に抑え、移籍後初勝利の喜びを味わった。4回裏無死、1、3塁のピンチを迎え、救援投手として登板。韓化のカン・ソクチョン、ペク・ジェホ、チョ・ギョンテッを相次いで三振にしとめ、「さすが季強迵」という賛辞を浴びた。老練味と豊かな経験を売り物にひとまず危機を乗り越え、ベスト4のプレーオフ入りに向けて1勝も無駄にできないチームに貴重な勝利を与えた。

懐かしい虎模様のユニフォームを着て初勝利を挙げた季は、チームで臨時のキャプテンまで受け持っているが、今までリーダーとしての役割を果たせず不安でならなかったのが事実。三星から起亜に移籍する時、「勝利よりも後輩を引っ張っていくことに気を使いたい」と謙遜に答えていたが、これといった成績が挙げられず肩の荷が重くなっていた。

しかし、この日の勝利で自信を取り戻した季は「最近、投球フォームが安定し、球威がよくなった」とし、「肩の荷が軽くなったようで、チームに役立つよう頑張りたい」と笑顔を浮かべた。

起亜のキム・ソンハン監督は「大きな試合に強い季選手が返り咲き、心強い」とし、「順位争いが激しい中、後輩にも大きな刺激になっている」と誉めた。



金鍾錫 kjs0123@donga.com