1年3ヵ月ぶりに着てみた太極マークの赤いユニフォーム。久々のユニホームだが、着慣れない着心地など全く良い。10年以上、韓国代表選手として活躍してきた「コウノトリ」黄善洪(ファン・ソンホン、33・柏レイソル)選手にとって赤いユニフォームは「最も似合う」服でもある。
惜しくも予選落ちの苦汁を嘗めたものの、ストライカー・黄善洪にとって今回のコンフェデレーションズカップは、代表選手への華麗なカムバックの舞台だった。その期待に応えて、対メキシコ戦とオーストリア戦では1ゴールずつを決め、98年5月のチェコ戦以来3年ぶりに国家代表チーム間試合(Aマッチ)でゴールを記録した。Aマッチ89試合に出場し47ゴールと入れている。韓国の現役代表選手の中で最多ゴールを記録している。
30を超えた年齢でも、相手チームのゴール前で空間を作って駆け回るプレーは「さすが韓国切ってのストライカー」と評するに十分だった。
ヒディンク韓国代表チーム監督は、今回の大会に控え、黄善洪を代表に集合させた時、「監督就任以来これまでに起用したストライカーの中には満足できなかい選手もいた。今回は黄善洪のプレーを見たい」と述べた。ヒディンク監督は、韓国チームの「ゴール決定力欠如」を一番の課題として挙げてきたが、今回の大会での黄善洪の活躍で、その悩みも少しは解決したようだ。
黄善洪は6日、日本に戻ってJリーグでの試合に向けて調整をはじめた。まず、13日に開かれる鹿島とのナビスコカップ2回戦が待ち構えている。日本代表チームの守備手である中田浩二が守っている鹿島戦に次いで、16日には磐田との正規リーグの試合が定されいる。磐田は、今シーズンJリーグ得点王の座を狙っている高原直泰と、98年と2000年シーズンのJリーグ得点王に輝いた中山雅史が所属している強豪チーム。黄善洪との得点王争いが注目を集めている。
黄善洪がコンフェデレーションズカップでゴール感覚を確かに掴んだだけに、今シズーンで4ゴールをマークしているJリーグでもゴールラッシュが期待されている。今シズーンの残り試合でも現在のコンディションを維持できれば、99年に次ぎ2度目のJリーグ得点王を狙うことができるだろう。
朱性元 swon@donga.com






