
「グループ歌手のH.O.Tやgodもいいが、今日だけは先生に感謝の気持ちを抱いてほしい」。
野党ハンナラ党の李會昌(イ・フェチャン)総裁が15日、先生の日を迎えソウル市典農(チョンノン)洞にあるへソン女子中学校を訪問し、一日教師を勤めた。
李総裁は、学校の講堂に集まった全校性800余人に自分の学生時代の逸話などを紹介した後、「教師が学生と社会から尊敬され、教師としての誇りを持って教えられる風土が崩れているのが問題」だと指摘し、「先生を信頼し、尊敬してほしい」と求めた。
また李総裁は、この学校の教師や父兄代表30余人と昼食を共にし、「国民総生産(GNP)対比5ー6%線の教育財政を確保するといった政府の約束が守られていない」と指摘し、「現状がいくら厳しいとはいえ、未来への投資である教育には果敢な投資が必要だ」と語った。
李総裁は、特に「最近発足したハンナラ党の国家革新委員会で最も力を入れている分野が教育だ」とし、「小学校や中学の過程ではいまの暗記式の教育を改め、人性や感性、創意性が開発できるよう根本的な変革が求められる」と強調した。
李総裁は、「政府が軽率に教師の定年を下げ、2万人以上が教職を去った」とし「教員の定年が元どおりに還元されるよう6月の国会で努力する」と約束した。
宣大仁 eodls@donga.com





