「露朝首脳会談25日、開催可能性」ー日本の産経新聞報道

日本の総合日刊紙である産経新聞は1日、「北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)労働党総書記が、25、26日の両日、ロシアを訪れ、ブーチン露大統領と会談する可能性が濃厚となった」と報じた。

同新聞は、在モスクワの複数の外交筋の話しを引用し、「首脳会談がシベリアのイルクーツクで行われる見通しだ」とし、「両国で最終調整を行っている」と付け加えた。

首脳会談が実現すればプーチン大統領は同月27日から予定されている韓国公式訪問の直前に金総書記と会談することになる、と同新聞は報道した。

しかしロシアの外交消息筋らは、産経新聞の報道について「北朝鮮とロシアが金総書記の訪問日程に合意したのは事実だが、訪問時期はプーチン大統領の韓国訪問以前ではないと見られる」と伝えている。

プーチン大統領と金総書記は、首脳会談で米国のジョージ・W・ブッシュ新政権が推進するとされる全米ミサイル防衛体制(NMD)に対して共同対処案と両国間の軍事技術協力案などを話し合うと見込まれている。

イ・ヨンイ、キム・ギヒョン記者 yes202@donga.com