駐韓米国企業家投資団の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)訪問が、とりあえず延期になった。
駐韓米国商工会議所(AMCHAM)は日曜日、ジェフリー・ジョーンズ会長とテミー・オボビ主席副会長が率いる投資調査団が、北朝鮮の市場を調査するために12月9日‾12日に北朝鮮を公式訪問する予定であった。しかし、北朝鮮の内部的な事情により延期になったと発表した。
AMCHAM側は「投資団は北朝鮮訪問のために8日、中国の北京に到着したが、北朝鮮側がまだ公式訪問を受ける準備ができていない」とし、「訪問の延期を要請してきた」と明らかにした。投資団は北京駐在の北朝鮮大使館からビザをもらえず9日、ソウルに戻ってきた。
AMCHAMは今年南北首脳会談が成し遂げられ、米政府の対朝投資制限の措置が解除されるや、対朝投資団訪朝を推進してきた。
今回の投資団には、AMCHAM会員社のモートローラ(通信)、P&G(保険)、デユポン(医薬)、コダック(フィルム)、PBMS(衣類)、ユナイテッド・テクノロジー(航空防衛産業)などの代表が参与した。






