
年内にハンビッ銀行と平和(ピョンファ)・光州(クァンジュ)・済州(チェジュ)・慶南(キョンナム)・ソウル銀行など、不良債券を抱えた銀行に7兆ウォン規模の公的資金が投入される。またこれらの銀行は、負債規模に従い年末まで減資を行う。
金融監督委員会は6日、2段階銀行リストラ推進方向を発表し「不良銀行が、不良債券率6%、国際決済銀行(BIS)自己資本率を10%に合わせる水準まで、公的資金を2回以上に分けて投入する」と明らかにした。
公的資金投入に先立ち政府は、該当銀行と出資約定書(MOU)を採決、人員・組織の減縮など約定内容をきちんと実行できるか点検し、不十分な結果が出た場合、公的資金支援の再検討、経営陣の責任追及などの制裁措置をとることにした。
金融監督委員会のチョン・コンヨン副委員長は、「ハンピッ銀行を中心とした政府主導の金融持ち株会社を来年上半期内に設立、不良銀行を編入させる予定である」とし、「持ち株会社に編入された銀行は、来年10月1日から正式に発足する見通しだ」と明らかにした。
特に金監委は、政府主導の金融持ち株会社以外に、朝興(チョフン)・外換(ウェファン)銀行を含めた優良銀行を合併と、持ち株会社方式を利用した統合を通して大型先導銀行を作るよう誘導することにした。
李勳(イ・フン)記者 dreamland@donga.com






