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KDI:来年の経済成長5.4%見通し

Posted October. 20, 2000 12:17,   

来年の韓国経済はやや悪くなるとの見通しだ。経済成長率は大きく低下する一方、物価は上がり、消費者は一層の節約を余儀なくされるようになった。

韓国開発研究院(KDI)は19日発表した‘2000〜2001年の国内経済展望’で、来年はリストラが迅速に行なわれるとの前提で経済成長率を年5.4%と展望した。これは今年の予想経済成長率だった年8.9%に比べ大きく低下したものだ。

KDIは、今年は内需は低迷した反面、輸出が増え、9%前後の経済成長率は記録できるものと見通した。しかし、来年の経済成長は悲観的だ。リストラ作業が計画通り早期に進められる場合、5.4%の成長率が予想されるという。今年の原油価格の高騰、公共料金の引き上げなどの影響が来年の経済に本格的に反映され、また、リストラ作業による一次的は衝撃までも見込んだためだ。しかし、リストラ作業がうまくいかないと成長率は大きく低下するとの警告メッセージも共に出された。

消費は滞る見通しだ。実質購買力が大きく低下したため、消費は今年の下半期に5%、来年には4.5%前後の増加に止まるとの分析だ。交易条件が悪化し、実質購買力を表す国民総所得(GNI)の増加率が国内総生産(GDP)の成長率を大きく下回り、消費者の感じる体感景気は指標に比べより悪化するものと見られる。

消費者物価の上昇率は今年年2.5%を記録し、来年には成長が鈍化するのにもかかわらず原油価格上昇という時差によって3.7%と高まると予測された。経常収支は今年の112億ドルの黒字から来年には68億ドルに減り、設備投資の増加率は今年の38%から来年には6.9%に止まるものと分析した。

KDIは対内外の衝撃で韓国経済が混乱することは確かだが、積極的リストラ作業が持続的に進められればこれを充分乗り越えられると評価した。

KDIの金俊逸(キム・ジュンイル)マクロ経済チーム長は、「リストラ作業が実効を上げるためには不良債権の整理を優先に行なう金融面でのリストラレベルを越え、不良企業の思い切った清算と同時に雇用と投資などの実質部門でのリストラ作業も共に進めなければならない」と力説した。

特に、回生への見込みのない不良企業を清算・整理する政策に最優先順位を置いて、リストラに対する信頼を確保することが何よりも急務だとの指摘だ。



崔永海(チェ・ヨンヘ)記者 moneychoi@donga.com