Go to contents

ASEM前夜祭

Posted October. 20, 2000 14:07,   

第3回アジア欧州連合会議(ASEM)の公式開会を一日前に控えた19日午後、アジア地域10ヵ国の首脳はソウルのコンベンションセンターで会議を開き、東アジア共同体の結束の必要性について共感し、朝鮮半島の平和進展に対する支持を表明した。首脳らは欧州連合(EU)の統合が東アジア共同体の結束力を向上させ得る一つの例になるいう点で共感を示した。

首脳らは朝鮮半島の最近情勢について具体的な言及をしなかったが、6月の南北共同宣言以降、急変している朝鮮半島の状況と平和定着などの内容を盛り込んだ「ソウル宣言」に対して支持と同意を明らかにした。

〇ー 「おめでとうございます」・・・「ありがとうございます」

アジア首脳会議が始る前、各国の首脳は、金大中大統領のノーベル平和賞受賞を祝福し、一人一人が握手を求めた。これに先立って開かれた外相会議でも「金大統領のノーベル賞受賞は朝鮮半島の安定と平和にも望ましい影響を与えるだろう」という意見が大勢を占めた。

特に河野洋平・日本外相は各国外相らを代表して祝福あいさつを韓国側に伝達した。

〇 19日は歴史上最も多くの外国首脳が韓国を訪問した日である。この日、一日だけでフランス、ドイツ、英国、日本などの14ヵ国の首脳がASEMへ参加するためソウルを訪れた。

この日、ソウルに到着した欧州の首脳らは三三五五と同一の飛行機に搭乗してきた反面、アジア首脳らは一人で特別機などに搭乗して訪韓した。

ラスムセン・デンマーク首相、ペルーソン・スウェーデン首相、パパチョイ・クリス外相がこの日午前、ドイツのルプハンジャー飛行機に同乗してきた。

午後には、ユンカー・ルクセンブルク首相、クテーレス・ポルトガル首相、フロディー・EU執行委委員長(首相級)、シーシェル・オーストリア首相が大韓航空(KAL)機を乗って金浦(キンポ)空港に倒着した。

KAL機を乗ってきた4人の首脳は儀典上としては、同じレベルであるため、ASEM儀典チームは在職期間に沿って最も長くなったルクセンブルクのユンカー首相(95年1月就任)から空港を出発できるよう配慮した。