
「新千年、新たな出発、韓民族の力みなぎる跳躍を」
ニューミレニアム初の全国体育大会である第81回全国体育大会が木曜日、釜山(プサン)クドク運動場主競技場で開会式が行われ、7日間の熱いレースに入った。全国16の市・道と12の海外同胞選手団、釜山市民など約3万名が参加した中開かれたこの日の開会式は、各市・道の選手団の入場とともにキム・ハンギル文化観光相が開会宣言した後、アン・サンヨン(安相英)釜山広域市長が歓迎の辞で各市道の選手団を温かく迎えた。キム・デジュン(金大中)大統領は祝辞で、「新千年に入り初めて開かれる、今回の全国体育大会は和合と希望の新しい時代を拓く対話にならなければならない」とし、「今回の全国体育大会のスローガンのように、あらゆる障壁を越えて、全国民が一つの心、一つの志を持ち、力いっぱい新たに出発する機会にしよう」と語った。
一方開会式に先立ち、型通りのマスゲームが省略されたかわりに、サイバーヒップホップ体操と創作ダンスなど、異色の開幕行事が行われ、多彩な公開行事で開幕式を盛り上げた。華麗に幕を開けた今回の全国体育大会は、18日まで38の正式種目とソフトボール、トライアスロン二つの試験種目にわたって郷土の自尊心をかけた勝負が繰り広げられる。
この日開かれた重量挙げ女子高校部48kg級スナッチで、ソ・ヨスン(全羅北道・スンチャン高校2年)は韓国ジュニア新記録の67.5kg(前記録65kg)を持ち上げ、大会1号の金メダルの主人公となった。ソ・ヨスンはジャークでも87.5kgを記録、2つめの金メダルを取った後、合計155kgでやはりジュニア記録(前記録152.5kg)を打ち立て三冠王の座に輝いた。
ノーベル賞が制定されてちょうど100年になる今年、韓国にその栄光の賞が与えられた。それもノーベル賞の花とも呼ばれる平和賞が。毎年この時期になると、誰もが一度ぐらいはひょっとしたら…と考え期待をするが、すぐに私たちはいつになったら…とため息を吐かなければならなかったノーベル賞だ。
金大中(キム・デジュン)大統領のノーベル平和賞受賞が韓国と韓国人に与える意味は格別だ。それは韓民族の真の姿が国際社会において確認された訳だ。歴史的に自由を束縛され続けて生きてきた、朝鮮(韓)民族固有の伝統と文化を失わずに、地球村の一員として平和という人類の普遍的価値を実現するために、ひたむきに努力してきたことに対する評価であり、報償である。
日帝植民統治時代と戦争、そして分断を経験しながら、傷付き、萎縮し、あげくの果てに自分たち自身をも卑下せざるを得なかった我々民族の誇りを一挙に回復させてくれた。ノーベル平和賞は、最後の冷戦地帯である朝鮮(韓)半島に、平和を定着させるためのキム大統領の一貫した対北和解協力政策と人権伸長と民主化のための苦難の歴程を評価されたことによるものだ。
半世紀ぶりの平和的政権交代と6.15南北共同宣言に至るまで、キム大統領の歩んできた和解と寛容の道に対する国際社会の信頼と支持の表われだ。
ソウル大学の尹永寛(ユン・ヨングァン・外交学)教授は、50年の冷戦体制に最後の終止符を打ち、東北アジアの平和を定着させるのには南北関係の正常化が必要不可欠だと考えたキム大統領が、その信念を行動に移して邁進してきたことに対し国際的に引証を受けたものだと評価した。
キム大統領のノーベル賞受賞は南北関係はもちろん、東北アジア、国際政治での韓国の発言権を高めるのに少なからずの役割を果たすものと期待される。ユン教授は国際政治が物理的な力だけで動いているのではないだけに、ノーベル賞は名分的な次元で韓国のリーダーシップを強め、東北アジアの軍備縮小及び平和定着を主導するイニシチアブを取ることもできるだろうと語った。
これと共に、対北朝鮮援助用の財源調達において、多様な国際的支持を得る雰囲気作りにも大きく寄与するものと見られる。そして北朝鮮に対しては、国際的孤立脱皮と和解、協力はすでに後戻りのできない大きな流れだという事実を、改めて再認識させる刺激剤になるだろうと専門家は見ている。
国内的にも、対北援助事業等に対する政治的正当性を確保することにより、国民の協力を誘導するのに肯定的な要因として作用するもの見られている。韓国外国語大学の李政煕(イ・ジョンヒ・政治外交学)教授は、南北間の関係改善にも増して重要なイシューとして台頭してきた南‐南対話にもこの影響は及び、国民世論の統合及び、与野の協力関係作りにも肯定的な役割を果たすだろうと語った。
しかし、一方ではノーベル平和賞は他の分野と違い、成し遂げた業績に対する評価というよりは未完の努力と意志に対する激励の意味が強い。そういう点でノーベル賞受賞以後がそれ以前よりもっと重要だという各界の注文と心配も少なくない。与党のある関係者もノーベル賞受賞の栄光とあふれんばかりの祝辞の数々…、そのすべてのものが今後、キム大統領が背負わなければならない荷物だと語った。特に過去、与野間のノーベル賞受賞の是非を巡る様々な舌戦と政治的論難が多かったという事実、野党のノーベル平和賞祝賀論評の末尾にもられている反対勢力を包容し、国民統合に力を注いでほしいという要望等は、キム大統領が今後、今まで以上に記憶して止めておかなければならない最優先課題だという指摘である。






