手に届きそうで届かない金メダル
韓国の男子アーチェリーがまた力なく崩れさった。個人戦予選ラウンドでそろって1、2、3位を占め、史上初の個人戦メダルを狙っていた男子代表チーム。しかし結局はただの一人もベスト4に残れず、沈んでしまった。
オリンピック個人戦5連覇、団体戦3連覇と、女子アーチェリー界の鉄壁の女子チームに比べ、男子チームは歴代オリンピックでたった一つの金メダル(88ソウル団体戦)を取ったのがすべて。明らかに世界のトップレベルの実力を持っていながらもその度に結果を出せなかった。
女子は実力を発揮し、男子は実力を発揮できない理由は何か。
まずあげられるのは、各国の牽制勢力が女子チームよりもはるかに広く分布しているという点だ。女子の場合、イタリアと中国程度が国際レベル。しかし男子は米国とフランス、イタリア、オランダ、スウェーデン等、欧州の選手層が女子に比べはるかに厚く、彼らの実力が殆んど紙一重の差だ。世界的な大会の優勝のカギは、競技当日のコンディション、気候条件等によって左右される場合が多い。その上、各国にはそれぞれエースが一人ずつ必ずいて、その壁を破るのは容易なことではない。
連合体制を形成することができない点も指摘される。女子の場合、今回の大会でも見せたように、ベスト8やベスト4以内に韓国選手が集団で含まれる場合が多い。よって必ず自分がしなければならないという負担は特にない。他の選手を信じ、気持を楽に持ち、打つことができるという話だ。しかし、男子選手は自分じゃなければだめだという負担を抱えて射線に立つ。20日の競技でもイ・ワンウ(李王雨)コーチは、チャン・ヨンホ(張龍浩)がベスト16で脱落すると、残りの二人の選手がうまく打たなければならないという負担を抱えたようだと語った。





