
韓国と北朝鮮は金正日(キム・ジョンイル)総書記のソウルへの訪問を来年の春頃に実施することにした。また、第3次南北閣僚級会談(9月27日〜30日済州島にて)を行う前に、分断史上初の国防長官級会談と、キョンイ(京義)線復元の実務接触・経済協力の制度作りのための実務接触などを行うことにした。南北は金総書記の特使である金容淳(キム・ヨンスン)労働党秘書が韓国を訪問した事を契機に、南北関係全般についての話し合いを始めとした一連の合意事項を、14日、公式発表する予定であると伝えられた。
金秘書一行と共に済州島を訪問した政府の高位当局者は今日、林東源(イム・トンウォン)大統領特報と金容淳(キム・ヨンスン)秘書が行った昨夜の会同と、両側の関係者間の実務レベル接触を通して、金委員長のソウル訪問は両首脳の忙しい日程を考慮した上で来年の春頃に行う事で合意したと明らかにした。この当局者はまた、第2次閣僚級会談で合意した項目(軍事当局者会談、経済協力実務レベル接触、食糧借款提供、赤十字会談など)は第3次閣僚級会談以前に進められるだろうと話した。
これによって、離散家族の面談所設置・運営と、10、11月に予想されている2回の離散家族追加交換訪問、書簡交換問題などを話し合う第2次南北赤十字会談は、今週末か来週のはじめ頃、金剛山(クムガンサン)で行われることにした。しかし国軍捕虜と拉北者問題などと関連しては、両側は離散家族の生死の確認をはじめとする南北問題を根元的に解決するため、各種の制度的措置を段階的に移行するという線で合意したと伝えられた。これは離散家族の範囲に国軍捕虜と拉北者を含めなければならないという韓国側と、非転向長期囚を追加北送しなければならないという北朝鮮側の立場が衝突した末の結果ではないかと解釈されている。
北朝鮮側は韓国側の食糧借款提供と関連し、細部的な立場を提示したという観測が提議されているが、政府の関係者達はこれを否認している。
一方、今月の11日、3泊4日の日程でソウルを訪問した金秘書は、明日、金大統領を訪問するために青瓦台(大統領邸)に向かい、金正日総書記の親書を伝達した後、この日の午後、航空便で平壌に帰還する予定だ。






