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現代自動車、系列分離を申請

Posted August. 24, 2000 14:48,   

現代(ヒュンダイ)は23日(水曜日)、現代自動車、起亜(キア)自動車、現代精工など、8つの自動車部門を現代系列から分離する内容の系列分離申請書を公正取引委員会に提出した。現代側は鄭周永(チョン・ジュヨン)前名誉会長が保有する現代自動車の持ち株6.1%を22日売却し、持ち株の条件、役員兼任関係、債務保証、資金貸借関係など、系列分離の条件を全て満たして系列分離申請書を提出したと発表した。 仁川(インチョン)製鉄は系列分離の対象に含まれなかった。

現代グループから分離される8社の売上額は、25兆4562億ウォンで、資産は28兆5963億ウォン(99年現在)である。これら8社が分離されると、現代グループの売上額は71兆1557億ウォン、資産は61兆3173億ウォンにそれぞれ減少する。公正委のある関係者は、現代側の系列分離申請について、「チョン前名誉会長が売却した現代自動車の株式を買い取った機関及び個人投資家の中に特殊な関係にある人がいないことが確認され、現代投信が顧客資産として別途保有する現代自動車の株式270万株の売却問題が解決すれば、系列分離を承認する」と話している。

これに対して現代の関係者は、「現代投信が信託勘定として保有する現代自動車の株式は顧客との問題があるため、無分別に売却するのは困難だが、もし公正委に系列分離の問題になるという有権解釈が下され、それを文書として送って来た場合は売却することもある得る」と述べた。これに先立ち現代は、22日に売却したチョン前名誉会長の現代自動車の持ち株6.1%(1271万株)のうちの30万株を現代投信が買収したことが現代自動車の系列分離の足枷になる可能性があると指摘されているため、23日にこれを再び一般投資家に全て売却した。