大統領府の黄源卓(ファン・ウォンタク)外交安保首席秘書官は20日、「先月開かれた南北首脳会談の際、北朝鮮の金正日(キ厶・ジョンイル)国防委員長が金大中大統領に会談を止めて本国へ帰ることを要求した」と明したことを繰り返し変更した。
黄首席は同日、以北道民会の中央連合会の主催で行われた講演会で、「北側の金国防委員長は第2次首脳会談の前、"今朝、南側(韓国)のテレビによると、学生が大学内に人共旗を掲揚したことについて、検察がその関係者を司法処理する方針だとしたが、どういうことでしょうか"と抗議した」と話した。
また、「金国防委員長は、"韓国大統領がここ(平壌)まで来て首脳会談を開いているのに、こうしてもいいのか。今、南側の随行員の皆さんが太極旗(韓国の国旗)をつけているが、われわれ(北朝鮮)はそれに対して何も言い掛かりをつけていない"と不満を吐露した」と付け加えた。
それから、金国防委員長は金大統領に、"平壌市民の歓迎も受けたし、一日だけでも休んで帰国してください。今回の首脳会談はお互いに会うだけで意味があるとお話ししたとおり、こうして会ったからそのまま帰った方が良いと思います"と要求したと黄秘書官は伝えた。
しかし、黄秘書官は同日午後、記者に「その話は講演を楽しくさせるために起こったミスだった。金国防委員長が金大統領に帰国を求めたというのは事実ではない」と釈明した。






