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欧州出張から帰った李在鎔三星会長「春が来ましたね」

欧州出張から帰った李在鎔三星会長「春が来ましたね」

Posted May. 04, 2024 09:04,   

Updated May. 04, 2024 09:04

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「春が来ましたね」

三星(サムスン)電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長は3日午前7時30分頃、欧州出張を終えてソウル金浦(キムポ)ビジネス航空センターから出て、取材チームに対しこのように挨拶をした。三星電子が第1四半期(1~3月)に半導体部門で2兆ウォンに迫る営業利益を上げ、5期ぶりに黒字転換している中、李会長がこのような発言をして注目を集めた。ただ、李会長は、今回の出張の感想と成果を尋ねる取材チームの質問には特別な返事をしなかった。

李会長は先月23日から10日間、ドイツやイタリア、フランスなどを回りながらビジネスミーティングを続けた。先月26日、ドイツのオーバーコッヘンにある半導体および光学専門企業のザイス本社を訪問した。ザイスは、半導体業界の「スーパー乙」と呼ばれる半導体極紫外線(EUV)露光装置企業であるオランダASMLの主要パートナーだ。ASMLのEUV1台に入るザイス部品だけで3万個以上もある。ここで李会長は、ASMLのクリストフ・フーケ最高経営者(CEO)とザイスのカール・ランプレヒトCEOと一堂に会した。彼らは、半導体主要技術のトレンドと半導体装置生産の様子を直接見て、協力関係を強固にした。

李会長は、先月27日はバチカンの使徒宮でフランシスコ教皇に謁見した。その後は、フランス・パリで五輪体験館の準備状態を点検したという。三星電子は、国際オリンピック委員会(IOC)の公式パートナー社だ。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com