ハルク・ホーガンさん、転覆した車から１０代のドライバー救助

往年のプロレススーパースター、ハルク・ホーガンさん（７０）が事故で転覆した車の中から１０代の女性ドライバーを救助した。

米スポーツ専門メディア「ＴＭＺスポーツ」などによると、ホーガンさんは１５日（現地時間）、フロリダ州タンパベイで夕食を食べて帰宅する途中、高速道路に転覆している車を発見した。車のドライバーは当時、高速道路から下りようと急いでハンドルを切ったが、その影響で車が転覆した。

ホーガンさんは直ちに止まった後、車から降りて事故車両に近づいた後、ドライバーが車から出れるように助けた。ホーガンさんはソーシャルメディア「Ｘ」（旧ツイッター）に、「車からその少女を救い出すためにはエアバッグに穴を開けなければならなかったが、ナイフがなかった」とし、幸い学生用ボールペンがあったのでエアバッグに穴を開けることができたと投稿した。ドライバーは軽い負傷だけを負った状態だという。

１９８０年代から２０００年代まで米プロレスを号令したホーガンさんは、プロレスを全世界に知らせた「アイコン」と評価される。ワールド・レスリング・エンターテインメント（ＷＷＥ）殿堂者でもある。古希の年にも全盛期に劣らない筋肉質の体と特有のヘアスタイルを維持している。特に最近、ソーシャルメディアを通じてファンと活発に交流している。


洪禎秀 hong@donga.com