Go to contents

「風納土城の保存は地域住民を説得して共感を得るべき」 世界的文化財専門家が見解

「風納土城の保存は地域住民を説得して共感を得るべき」 世界的文化財専門家が見解

Posted July. 20, 2023 08:34,   

Updated July. 20, 2023 08:34

한국어

「地域共同体が遺跡の保存価値を受け入れてこそ、一緒に守っていく文化遺産となります。その共感を引き出すのは、考古学者に与えられた責任です」

ソウル松坡区(ソンパグ)にある風納土城(プンナプトソン)キョンダン地区(史跡)の一帯を、19日に視察した国際文化財保存修復研究センター(ICCROM)のウェバー・ンドロ事務局長が話した。

風納土城は、風納洞一帯にある全長2.1キロ規模の楕円形の土城で、学界では百済初期の王城である慰礼(ウィレ)城である可能性があると見ている。しかし、保存と開発をめぐって対立が生じている。キョンダン地区では2000年、マンション再建築の組合員らが掘削機で発掘調査地の一部を毀損した。今年3月、松坡区は文化財庁の「風納土城の保存区域および管理区域の指定」の告示に対して、憲法裁判所に権限争議審判を請求した。文化財保存のための再開発・再建築の規制が、住民の財産権を侵害するという。

文化財庁は同日、ンドロ事務局長とトルコ・アンカラ大学のピキリ・クラッコルー考古学教授を招待してアドバイスを受けた。ンドロ事務局長は、「発掘段階から地域共同体を参加させるアプローチが必要だ」と話した。クラッコルー教授は、「事前発掘後、景観を害さない範囲で開発を許可することは、遺物と地域開発の両方を持続可能にする」と述べた。


イ・ソヨン記者 always99@donga.com