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米テキサス州銃乱射事件で韓国系夫婦と3歳の息子が死亡

米テキサス州銃乱射事件で韓国系夫婦と3歳の息子が死亡

Posted May. 09, 2023 08:37,   

Updated May. 09, 2023 08:37

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米テキサス州のアウトレットモールで起こった銃乱射事件で韓国系一家3人が死亡し、1人が重体であることが分かった。週末の午後、家族がダラス近郊のアレンにあるアウトレットモールを訪れた際、惨状が起きた。

7日(現地時間)、駐ヒューストン総領事館ダラス出張所とダラス地域の韓人教会などによると、前日の銃乱射事件でチョさん(38)、カンさん(36)夫妻と3歳の息子が死亡した。5歳の子どもは病院に搬送され、治療を受けている。

ダラスの韓人メディアによると、チョさんは弁護士、カンさんは総合病院の歯科医であるという。地元の韓人教会関係者は、「遺族がショックを受けているので、詳しく話すことはできない」とし、「今は皆が衝撃を受けている」と伝えた。夫妻は韓国系2世で米国国籍だが、韓人教会で活動してきたという。

CNNによると、銃撃犯は自分の車から降りるやいなや、アウトレットモールに向かってアサルトライフル銃「AR15」を100発以上乱射したという。テキサス州捜査当局は銃撃犯をマウリシオ・ガルシア容疑者(33)と特定した。動機はまだ明らかになっていない。

外信によると、当局は、ガルシア容疑者が「ネオナチ」と白人至上主義活動をしてきたとみて、ヘイトクライムかどうかを捜査している。現場で射殺された容疑者の服に極右過激派を指す「RWDS(Right Wing Death Squad=右翼死刑執行部隊)」のワッペンがついていたことが確認された。ガルシア容疑者がアジア人を狙った可能性があり、米国内の韓人社会も衝撃を受けている。警察当局は、死亡者8人と負傷者7人の人種など身元については明らかにしていない。


金玹秀 kimhs@donga.com