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「酔いたくない」若年層 低アルコール焼酎・ノンアルビールにシフト

「酔いたくない」若年層 低アルコール焼酎・ノンアルビールにシフト

Posted February. 14, 2026 09:07,   

Updated February. 14, 2026 09:07


世界的に酒を控える文化が広がる中、国内外の酒類市場もこれに合わせて急速に変化している。業績が鈍化した酒類メーカーは、低アルコールやノンアルコール製品を前面に打ち出し、「低度数」中心へと体質改善を図る動きが強まっている。

韓国の酒類消費量は、この10年で明確な減少傾向を示している。13日、国税統計ポータルによると、国内酒類出荷量は2015年の401万4872キロリットルから、コロナ禍だった2021年に321万4807キロリットルへと減少し、2024年には315万1371キロリットルまで縮小した。2015年比で約21%の減少となる。

業績も直撃を受けた。金融監督院の電子公示システムによると、ロッテ七星(チルソン)飲料は2024年に売上高4兆245億ウォンを計上し「4兆ウォン時代」を開いたが、昨年は3兆9711億ウォンで1.3%減少した。とりわけ酒類部門の売上は2024年の8134億ウォンから昨年は7527億ウォンへと約7.5%減少した。昨年の営業利益は1672億ウォンで、前年(1849億ウォン)比9.6%減少した。ハイト眞露(ジンロ)も昨年売上高が2兆4986億ウォンと、前年(2兆5992億ウォン)比3.9%減少し、営業利益も1721億ウォンで前年(2081億ウォン)比17.3%減と大幅に落ち込んだ。サミルPwC経営研究院は昨年発刊の報告書『酒を楽しむ時代』で、「MZ世代を中心にアルコール摂取を最小化し、健康的な生活を志向する『ソーバー(Sober)ライフ』が広がった影響だ」と分析した。

消費減に対応し、各社は主力商品の度数を引き下げ、低度数競争を加速している。ロッテ七星飲料は昨年7月「チョウムチョロム」を16.5度から16度に下げ、先月にはゼロシュガー焼酎「セロ」も16度から15.7度へ引き下げた。ハイト眞露の「ジンロ」も2019年発売当初の16.9度から徐々に下げ、今月12日には15.7度に調整した。ノンアルコールビールの発売も拡大している。OBビールの「カスオールゼロ」やハイト眞露の「ハイトゼロ0.00」などが代表例だ。

海外も同様の流れだ。国際酒類市場研究所(IWSR)が昨年6月に発表した報告書によると、2024年の世界総酒類消費量は4772億本で前年より1%減少し、2019年比でも約2%減となった。これを受け、ハイネケン0.0、チンタオ・ノンアルコリック、ギネス0.0など様々なノンアルコール製品が相次いで投入されている。世界のノンアルコール、ノンアルコールビール市場も拡大を続けており、グローバル調査会社スタティスタによれば、市場規模は2020年の230億ドルから2025年400億ドル、2029年には500億ドルへ成長する見通しだ。

最近は五輪の舞台でもノンアルコールを前面に出したマーケティングが展開されている。ABインベブは、2004年のパリオリンピックでノンアルコールビール「コロナ・セロ」を公式ビールとして支援した。今年開かれているミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックの期間中、OBビールも「カス0.0」を前面に出し、消費者参加型イベントを展開している。


キム・ダヨン記者 damong@donga.com