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公共交通機関とスーパー内の薬局は20日から「マスク解除」

公共交通機関とスーパー内の薬局は20日から「マスク解除」

Posted March. 16, 2023 08:44,   

Updated March. 16, 2023 08:44

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20日からマスクを着用しなくても、バスや地下鉄、飛行機などの公共交通機関が利用できる。1月30日に屋内でのマスク着用の義務が解除された後も、新型コロナの流行状況が安定的だとする判断による措置だ。

中央災難安全対策本部は15日、マスク着用の義務を「勧告」に緩和する内容を確定し発表した。20日からは、大手スーパーや駅、ターミナルなどにある開放型薬局を訪れる際もマスク着用義務が解除される。

2020年1月に中断されていた韓国と中国を行き来する旅客船の運航も、同日から再開される。両国間の旅客運送は、3年2ヵ月ぶりに順次再開されるもので、これまでは貨物船舶のみ両国間を往来していた。

今回の措置で、マスク着用が「義務」となっているところは、病院や一般薬局などの医療機関や老人療養院などの感染脆弱施設のみが残ることになった。病院と感染脆弱施設でのマスク着用義務は、4月末と5月初めに世界保健機関(WHO)が「国際公衆保健非常事態(PHEVEIC)」を解除後に調整される見通しだ。

行政安全部の韓唱燮(ハン・チャンソプ)次官(中央災難安全対策本部第2次長)は、同日の会議で、「混雑時間帯の公共交通利用者や高危険群、有症状者にはマスク着用を積極的に勧告する」と述べた。公共交通機関を利用する際は、本人の判断によって必要な場合には自主的にマスクをつけることを要請したのだ。

今や残りの新型コロナの防疫措置は、感染者に対する7日間の隔離義務と、医療機関など一部のマスク着用義務のみである。疾病管理庁は、残りの防疫措置を解除する案を盛り込んだ「ロードマップ」を、今月末に発表する予定だ。


イ・ジウン記者 easy@donga.com