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トルコ・シリア地震の死者5万人を超える

トルコ・シリア地震の死者5万人を超える

Posted February. 27, 2023 08:36,   

Updated February. 27, 2023 08:36

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トルコとシリアを襲った地震による死者が5万人を超えた。今回の地震は、21世紀に入って史上6番目に多くの人的被害をもたらした自然災害とされる。

ロイター通信など海外メディアによると、トルコ災害緊急事態対策庁(AFAD)は6日(現地時間)、地震発生後24日までの死者数が4万4218人と集計されたと明らかにした。シリア当局が最近発表した死者数5914人を合わせると、両国で5万132人が命を落とした。シリアで活動中の人権団体「シリア人権監視団」は、地震によるシリアの死者数を6760人と見ており、実際の死者数は5万132人より多い可能性があるとみられている。

トルコ政府によると、190万人以上の人々が住んでいた家を離れ、臨時避難所やホテル、公共施設に滞在しており、シリアでも10万人以上の被災者が発生している。

トルコ政府は、被災者のための住宅再建事業に着手したと明らかにした。米銀行大手のJPモルガンは、今回の地震で被害を受けた住宅や各種インフラ施設を新たに建設するのに250億ドル(約32兆9500億ウォン)かかると推定した。一方、シリアでは地震被害を受けた北西部の反政府勢力の支配地域でドローン空爆により2人が死亡した。誰が空爆したかは明らかにされていない。


姜聲煇 yolo@donga.com