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検察が李在明氏に再度出頭要請、李氏「侮辱的で不当だが」応じる意向示す

検察が李在明氏に再度出頭要請、李氏「侮辱的で不当だが」応じる意向示す

Posted January. 31, 2023 07:53,   

Updated January. 31, 2023 07:53

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最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が30日、「侮辱的で不当だが(大統領選)敗者として来いというのでまた行く」とし、大庄洞(テジャンドン)及び慰礼(ウィレ)新都市開発事業特恵疑惑と関連する検察の2度目の出頭要請に応じる考えを明らかにした。昨夕、開かれた緊急非公開最高委員会議で、党執行部が出頭しないよう強く勧めたが、同日午前に予定になかった記者懇談会を開き、出頭すると明らかにした。李氏は、検察の出頭要請は「検察権の濫用だ」と反発していたが、「検察に拘束令状請求の口実を与えないために出頭が必要だ」という党内の意見を考慮したとみられる。

李氏は同日、「実に正当ではないことだが、私の不徳で大統領選で敗北したため、その代価を払う」とし、「私も遊んでいるのではなく、党務と国政にそれなりに役割があり、予定されたことがある」とし、検察が提示した平日ではなく週末に事情聴取に応じる考えを表明した。

李氏は同日、「(28日、1回目の事情聴取の際)検察が同じ質問をし、出した資料をまた出すなどしてスピードが遅くなった」とし、「『時間を長引かせて再呼び出しの大義名分を作っている』と考えた」と話した。李氏は、「検察権濫用の代表例」と述べた。

国会で逮捕同意案が提出される可能性を問われ、「明確な証拠もなく逃亡するわけでもなく、住居の不正でもなく証拠人滅をすることもできない状態なのに、逮捕されるということは理解できない」とし、「野党代表であるためそう考えるほかない」と強調した。

李氏の出頭の意向をメディア報道を通じて確認した検察は、李氏側と事情聴取の日程を調整する考えだ。これに先立ち、検察は28日、李氏側が深夜の事情聴取を拒否すると、31日と来月1日を候補日として事情聴取を受けるよう求めた。

検察は、前の事情聴取で李氏が提出した陳述書の内容をもとに質問を補完するという。特に、「天火同人(チョンファドンイン)1号」の持分428億ウォン関連の賄賂約束(不正処事後収賄)容疑と最側近の鄭鎮相(チョン・ジンサン)元党代表室政務調整室長に関連する部分は事情聴取が十分に行われず、追加確認が必要だという。検察は、李氏に対する事情聴取を終えた後、城南(ソンナム)FC後援金疑惑事件とともに、早ければ来月初めに李氏に対して事前拘束令状を請求する方針だ。


許桐準 hungry@donga.com