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在中国の韓国公館職員380人中240人が2週間でコロナ感染

在中国の韓国公館職員380人中240人が2週間でコロナ感染

Posted December. 31, 2022 09:17,   

Updated December. 31, 2022 09:17

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中国の韓国大使館の職員10人に6人以上が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。中国は1日の新規感染者が180万人にのぼると推算されるなど、感染者が急増している。

国会外交統一委員会所属の野党「共に民主党」の李在汀(イ・ジェジョン)議員が30日に外交部から入手した資料によると、この2週間で、中国の韓国大使館と総領事館、分館所属の外交官や職員240人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された。在中国公館10ヵ所の職員数が約380人であることから、63%を超える職員が新型コロナウイルスに感染したことになる。ただし外交部は、「重症者はおらず、感染者のうち210人以上が回復して業務に復帰した」と説明した。

外交官や職員が新型コロナウイルスに感染し、ビザの発行など領事館業務も支障を来たした。外交部によると、中国成都と瀋陽の韓国総領事館は19~23日、ビザの受付業務を一時中止した。

中国の新型コロナウイルスの感染拡大と関連して、英国拠点の医療系調査会社エアフィニティは、中国で現在、新型コロナウイルスで毎日9千人が死亡していると推算した。29日(現地時間)、ロイター通信によると、エアフィニティは、中国の1日の新規感染者は180万人で、今月だけで約10万人が死亡したと推算した。エアフィニティは、「中国最大の祝日、春節(旧正月)の連休である来年1月13日にピークを迎え、1日の新規感染者が370万人にのぼる」とし、「来年4月末まで中国全域で約170万人が死亡すると推算される」と予測した。中国疾病予防コントロールセンター(CDC)の首席科学者を務めていた曽光氏も29日、あるシンポジウムで「感染の速度が想像を上回っている」とし、「北京の人口(約2188万人)の80%以上が感染した可能性がある」との見方を示したと、中国メディアが報じた。


パク・フンサン記者 キム・スヒョン記者 tigermask@donga.com · newsoo@donga.com