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米メタ、早ければ週内に数千人人員削減か

米メタ、早ければ週内に数千人人員削減か

Posted November. 08, 2022 08:20,   

Updated November. 08, 2022 08:20

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フェイスブック(FB)とインスタグラムを運営する米メタが、2004年の創設以来初めて数千人以上の人員削減を検討していることがわかった。ツイッターが従業員の半分に相当する3700人の人員削減を行ったのに続き、メタまで大規模な構造調整に乗り出したのだ。新型コロナウイルス感染拡大の時に雇用を大幅に増やし、開発者「争奪」に出たビッグ・テックの相次ぐ人員削減事態は、実績より可能性だけを見て「夢の投資」を続けていた時代の終焉を意味すると分析されている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは6日(現地時間)、メタが早ければ9日「大量人員削減」を行うと報じた。従業員が約8万7千人のメタの人員削減規模は、ツイッターの3700人を超える見通しだ。同紙は関係者を引用して、「最近のビッグ・テック人員削減事態の中で、規模が最も大きいだろう」と明らかにした。

メタは新型コロナウイルス感染拡大が起こった20年から3年間で約4万2千人を新規雇用した。今年の従業員規模は、新型コロナウイルス以前の19年の2倍に迫る。しかし、実績は伴わなかった。消費者がコロナ禍で外食や旅行に費やす時間をソーシャルメディアに注ぎ、20年には純利益が57.67%急増したが、エンデミック(風土病)となった今年第3四半期(7~9月)の純利益は約50%急減した。米投資調査会社エバーコアISIのストラテジスト、ジュリアン・エマニュエル氏は、米ブルームバーグ通信に、「ビッグ・テック企業の『価値』は実績の裏づけが必要だ」と指摘した。


金玹秀 kimhs@donga.com