キム・ミンジェがセリアＡデビュー、スパレッティ監督は「モンスターみたい」と絶賛

「モンスターみたい（mostruoso）と言いたい」

ナポリのキム・ミンジェ（２６）がセリエＡデビューを飾った。試合後、ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督はキム・ミンジェについて「様々な状況で完璧だった」と褒め称えた。

キム・ミンジェは１６日、敵地ヴェローナで行われた今季セリエＡのエラス・ベローナ戦で左ＤＦとして先発出場した。フェネルバフチェ（テュルキエ）から先月２７日にナポリに移籍して２０日目での初の公式戦だった。

セリエＡの公式マッチレポートによると、キム・ミンジェは同日、両チームを通じてボールポゼッションは最多の９４回を記録した。このうち７４本を正確にパスした。これもまた、両チームを通じて最も多い本数だ。パス成功率は９０％だった。キーパス（シュートにつながったパス）２回にボールリカバリー数はチーム２位の８回だった。チーム２番目で、ＤＦとしては最も豊富な運動量（５．９２７ｋｍ）を見せて相手攻撃を阻止した。積極的に相手を阻止し、後半のロスタイムに１枚の警告も受けた。

スパレッティ監督は、「キム・ミンジェは用心深くてフィジカルにも優れ、きれいに守備をして優れたパフォーマンスを披露した。フィジカルと個人能力はモンスターみたいだった。カリドゥ・クリバリ（チェルシー）を見ているようだった」と話した。クリバリは昨シーズンまでの８シーズンの間、ナポリでＤＦとして活躍し、チェルシー（イングランド）に移籍した。クリバリの代替選手として加入したキム・ミンジェについて、スパレッティ監督は「クリバリの不在が感じられない」と称えたのだ。

ナポリのサポーターたちの反応も肯定的だった。地元メディアのスパッチオナポリは公式インスタグラムで「キム・ミンジェの活躍が印象的だったか」というアンケートを試合直後に行った。回答者の９０％が「肯定的」と答えた。

ユーロスポーツは、キム・ミンジェなどナポリＤＦに攻撃手より平均１点低い６～６．５の採点をつけた。同日、ナポリは５得点を挙げたが、２失点した。評点６を受けたキム・ミンジェについては「初めてイタリアに来て試合をこなした選手にしては悪くなかった。スパレッティ監督の指示に充実し、ビルドアップを行った」と評価した。

ナポリは２２日、ＡＣモンツァとシーズン２戦目を行う。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com