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北朝鮮、豊渓里で核実験準備か…坑道の補修とトラックを確認

北朝鮮、豊渓里で核実験準備か…坑道の補修とトラックを確認

Posted May. 07, 2022 08:36,   

Updated May. 07, 2022 08:36

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北朝鮮の核弾頭の小型化が事実上完成段階とみられている中、咸鏡北道吉州郡(ハムギョンプクト・キルチュグン)の豊渓里(プンゲリ)核実験場でさらなる核実験準備の動きが捉えられた。米メディアも、米軍および情報当局を引用して、北朝鮮が今月7回目の核実験を強行すると報じた。韓国国防当局も、北朝鮮の核実験の時期を尹錫悦(ユン・ソクヨル)政府発足(10日)の直後、バイデン米大統領の訪韓(20日)直前の間が有力と見ている。

6日、東亜(トンア)日報の取材を総合すると、韓国政府当局は、北朝鮮が豊渓里核実験場の南側3番坑道の付近で、前日まで補修作業を行っていたことを確認した。入口の外に新築された建物で最終作業が行われ、人員や装備が坑道付近を行き来する様子などが捉えられた。

米国の北朝鮮専門メディア「38ノース」も、4日に撮影された衛星写真に基づいて、3番坑道周辺の核実験場指揮所の建物の前に貨物車が駐車しているのが観測されたと報じた。3番坑道の改善・補修作業後、指揮所付近で車両が発見されたのは初めて。北朝鮮が、坑道で主要外部道路や橋梁などを連結するセキュリティ施設である指揮所を復活させ、再び運用する可能性が高いという意味だ。

米CNNは5日(現地時間)、バイデン政権の3人の高官を引用して、米軍・情報当局が、北朝鮮が豊渓里核実験場で今月末に核実験を強行する可能性があると結論を下したと伝えた。高官らは、北朝鮮が核実験場に実験のための核爆弾を設置したのか注視しているという。

こうした中、サキ米大統領報道官は同日、北朝鮮の弾道ミサイルの発射などと関連して、「バイデン大統領のアジア歴訪に影響を及ぼすか」という質問に、「当然安全保障の診断があるだろう」と話した。ただし、「歴訪で北朝鮮のミサイル発射は懸念事項ではない」とも述べた。

軍の一部では、北朝鮮が核実験で、「ゲームチェンジャー」と呼ばれる小型核弾頭の実験を実施する可能性があると見ている。

通常、弾頭が小さくて軽いほど、起爆装置の小型化など高度な技術が要求される。北朝鮮がさらに小さな戦術核弾頭を製造したとすれば、一回の実験では性能の立証は困難だ。このため、豊渓里核実験場の3番坑道で、1、2日の間に数キロトン(1キロトンはTNT1000トンの爆発力)級の核実験を2、3回以上強行する可能性があるとみられている。3番坑道の内部が2個の起爆室を備えた「枝坑道」ということも連鎖核実験に有利な環境だ。


申晋宇 niceshin@donga.com