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米国人5人に1人の割合でコロナに感染

Posted January. 19, 2022 08:56,   

Updated January. 19, 2022 08:56

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米国人の5人に1人は新型コロナウイルスに感染したことがわかった。ただし、感染者の増加傾向は停滞し、オミクロン株の感染のピークが過ぎたという期待が出ている。一方、日本は「オミクロン株酷寒期」に再び入った。中国は、北京のオミクロン株感染者1人の感染経路をめぐって戦々恐々としている。

 

新型コロナウイルスの統計を集計するジョンズ・ホプキンス大学は17日(現地時間)、米国の累計感染者が約6640万5千だと明らかにした。パンデミック2年間で、米人口3億3189万人の2割が新型コロナウイルスに感染したということだ。

 

しかし、感染者の増加傾向は鈍化した。同日、米紙ニューヨーク・タイムズの独自の集計によると、16日基準で米国の1週間の1日平均の感染者は80万1903人だった。オミクロン株が本格的に拡大していなかった1ヵ月前より7倍ほど多いが、13日から4日間、1日の感染者は80万人ラインを維持している。

オミクロン株の初期感染拡大の震源地とされるニューヨーク州も、1週間の人口10万人あたりの感染者は9日の381.7人から16日には250.6人に減った。ニューヨーク州のキャシー・ホークル知事は、「新型コロナウイルスの雲が去りつつある」と述べた。

感染者数が減少傾向に転じた英国では、パンデミックの終息の可能性もささやかれている。世界保健機関(WHO)の新型コロナ専門家のデビッド・ナバロ特使は、「トンネルが終わり、光が見える」とし、「新たな変異株の登場やオミクロン株の急増に備えなければならない」と話した。

 

17日基準、4日連続で1日の感染者が2万人を超えた日本は、東京など11の都道府県で21日から3週間、緊急事態に続き2番目に強力な措置である「まん延防止等重点措置」を適用することを決めた。フランスでは同日の入院患者が2万5775人で、約13ヵ月ぶりに2万5千人を超えた。

中国は、15日に発生した北京初のオミクロン株の感染者が国際郵便物を通じて感染した可能性があると明らかにした。北京市病気予防統制センターの龐星火副主任は、「カナダから(感染者に)配送された郵便物のサンプルを採取して検査した結果、オミクロン株のウイルスが検出された」とし、「感染者が郵便物に触れて感染した可能性を排除できない」と話した。

 

一方、新型コロナウイルスワクチンを製造する製薬大手モデルナは、早ければ来年秋、新型コロナウイルスとインフルエンザを予防する「混合ワクチン」を提供すると明らかにした。


ニューヨーク=ユ・ジェドン特派員 キム・スヒョン記者 newsoo@donga.com