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ウッズ「復帰してもベン・ホーガンのように年に数試合だけ」

ウッズ「復帰してもベン・ホーガンのように年に数試合だけ」

Posted December. 01, 2021 08:36,   

Updated December. 01, 2021 08:36

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「片足なしで病院を出るところだった」

タイガー・ウッズ(46・米国)が30日、米ゴルフ専門メディア「ゴルフダイジェスト」とのインタビューで、2月の交通事故当時の状況と心境について打ち明けた。

ウッズは、事故で右足の骨を粉々にしたため、「(足の切断の可能性は)50対50だった。病院で私の手が残っているかどうかを確かめようと(恋人の)エリカに何でも投げてもらった」と話した。その上で「腰をケガした後もエベレスト山に登ったことがある」と言い、「足が治ればゴルフ競技に参加することはできるが、今は山にまた登ったりするのは現実的に難しい」と付け加えた。

試合出場については、伝説的なゴルファー、ベン・ホーガンに言及した。ウッズは「完治後に復帰はできるが、ベン・ホーガンのように年に数試合選んで出場する形になると思う」と話した。それとともに、「不幸だが、それが僕の現実だ。僕はこれを理解して受け入れている」と語った。ホーガンは1949年に交通事故に遭ってから大会を選んで出場し、翌年の全米オープンで優勝した。

今の状態については。「まだ完治の半分にも辿りついていない」とし、最近復帰への期待が高まっていることについても「まだまだ先は遠い」と言い切った。ただし、「リハビリ中に息子チャーリーと試合に出場したいという気持ちが大きなモチベーションになった」と話した。このため、ウッズが18日に開幕するPNC選手権でフィールドに復帰する可能性は依然として残っているという見方もある。同大会はメジャー戦やザ・プレーヤーズ選手権を優勝した経験のある選手が家族とチームを組んで出場するイベント試合だ。


キム・ジョンフン記者 hun@donga.com