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首脳の「年俸トップ」はリー・シェンロン氏19億ウォン、バイデン氏の4倍

首脳の「年俸トップ」はリー・シェンロン氏19億ウォン、バイデン氏の4倍

Posted October. 01, 2021 08:32,   

Updated October. 01, 2021 08:32

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世界で最も年俸が高い国家首脳は2004年から執権するシンガポールのリー・シェンロン首相(69)だと、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストが30日付で報じた。リー・シェンロン氏の年俸は160万ドル(約19億ウォン)で、3位を記録したバイデン米大統領(40万ドル)の4倍、ロシアのプーチン大統領の約12倍だ。

シンガポールは、リー・シェンロン氏の父、リー・クアンユー前首相(1923~2015)の時代から閣僚の年俸を民間の高所得職群の年俸と連動して引き上げる代わりに、業務評価を徹底し、汚職を厳しく処罰した。シンガポールは世界で政府の汚職が最も少ない国に挙げられる。

2位は、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官(67万2千ドル)。しかし、多くの年俸にもかかわらず、米国の制裁で欧米の主要銀行を利用できず、自宅に現金を保管している状況だと、同紙は伝えた。米国は、昨年、反政府活動をした香港市民に最高で無期懲役を求刑できる香港国家安全維持法が制定されると、林鄭氏ら香港首脳部だけでなく彼らと取引する金融機関にも不利益を与えるなど制裁を加えている。

 

「世界最強」の米国の大統領が年俸順位が3位であることについて、同紙は「彼らが本当に金を得るのは退任後」と指摘した。退任した米大統領は、回顧録の執筆や講演などを通じて多額の収入を得ることが珍しくない。

 

オーストラリアのモリソン首相、ドイツのメルケル首相、オーストリアのクルツ首相、ニュージーランドのアーダーン首相らも、年俸が30万ドル以上であることが明らかになった。フランスのマクロン大統領は先月、「給与はいくらですか」と小学生に質問され、「月収1万3500ユーロ(年収16万2千ユーロ)」と答えた。


趙鍾燁 jjj@donga.com