イラク・アルビルに派兵され平和再建任務を遂行しているザイトゥーン部隊で、将校一人が銃傷を負って死亡した状態で見つかった。
ザイトゥーン部隊で死者が出たのは、04年の派兵以後、今回が初めてだ。
20日、合同参謀本部(合参)によると、19日午後6時45分ごろ(現地時間では午後1時45分ごろ)、ザイトゥーン部隊所属のオ某中尉(27・3士官学校39期)が、部隊内の医務隊の理髪所で銃傷を負って死んだ状態で発見された。
医務隊の行政兵が見つけた時、オ中尉はあごの部分に銃傷を負って床にうつぶせになったまま死んでおり、現場にはオ中尉が普段使っていたK−2小銃1丁と薬きょう1発が落ちていたと、合参は説明した。
オ中尉は04年、少尉に任官した後、陸軍特戦司令部の隷下部隊で医務行政将校として勤務し、先月26日、ザイトゥーン部隊の6陣第2回交代兵力として派兵され、医務中隊長をつとめてきた。
合参の関係者は、「現場には外部からの侵入や争いの跡のないことが確認された」としながら、「部隊では今、正確な事故の経緯について調べている」と語った。
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